【模型紹介】303 国電 103系低運「総武慣行線」 ~生き残った低運後期車~ | 日常と、鉄道模型の部屋・待避所

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購入順に紹介している「模型紹介シリーズ」、今回は2013年9月に発売し購入した製品。

今回は「総武慣行線103系低運転台・後期車」(KATO製)になります。

この製品は2007年に発売した「大阪環状線」の低運転代シールドビーム車の金型を使った、バリエーション展開で「低運転代シリーズ」の第一弾でした。同時発売で「中央快速線」も出ましたが、当然2セット変えないため、別の月に購入しています。

また12月に「山手線バージョン」が発売になります。

 

座席の方、色が塗っていなかったので、マッキーの青で手抜き塗装しました。

 

この低運シールドビーム車ですが、当初は中央快速線へ導入。途中で201系新製投入となり、ほんの一部が総武緩行線。それ以外が関西方面へ転属したため、関東ではほとんど見られない顔になりました。

その後、関西方面の新製投入と「山手線」への新製冷房車として投入。その1年後にATC化した関係で、先頭車だけがATC高運転台車となり、その先頭車と新製の冷房中間車を組み合わせて、総武緩行線で活躍していました。

その後、検査入場時に「カナリアイエロー」に塗り替えられていきます。

このタイプは末期(2006年頃)まで残りますが、総武緩行線以外は関東では見られない顔となりました。

*踏切事故で急遽新造した常磐快速線(非冷房)→京葉線(分散冷房)の1両を除く。

 

先頭車だけ登場するに当たり、急遽「153系用ヘッドライト基板」を使い、手抜き「電球色LED化」を施しました。

一部ケースを削ったり(テール側)、LEDの向きを調整する必要がありますが、見た目がよくなり蘇ります。

まぁ、「グロベンの色変更」「貫通扉追加」「座席塗装」は行ってませんけど・・・。

 

話が脱線しました。

 

当時、中央線沿線民からは「総武線」、千葉県の一部の方からは「中央線」と呼ばれていたのも、懐かしい話です。

 

【303】国電 103系低運後期シールドビーム車「総武慣行線」

メーカー:KATO製<10-1193/1194>

発売:2013年9月(新品)

導入時期:2013年9月1日

形式:国鉄 103系 0番台 低運転代 新製冷房車

両数:10両

室内灯:純正「クリア(Ver.1)」室内灯

改造:電球色LEDライト(153系用の流用)/座席塗装/ベンチレーター交換/中間ホロ追加

 

導入経緯

103系の中でも中央線で新規導入された新顔であったため、じつは一番好きだった形でした。

ただし中央線のバージョンは当初「冷房準備車」で落成されていたため、快適とは言いがたい形式でしたが、こちらの総武緩行線用は新製で冷房装備車でした。

*冷房準備車とは、冷房を乗せられる屋根を準備していますが内装は非冷房で、干渉する「スピーカー/非常灯」が片側に寄っているという子供じゃなきゃ気がつかない差異がありました。「方向幕」は最初から付いていました。

 

撮影の関係上、すれ違いはありません。

高架線の走行は、総武緩行線らしい特徴です。

 

10両は長いですね。

 

当時(2013年9月)の在籍数。

急行型 6両/特急形 186両

通勤形 342両(103系 両)/近郊型 106両/気動車 26両

蒸気機関車 2両/電気機関車 96両/ディーゼル機関車 13両

貨車 334両/緩急車 14両/特殊貨車両 2両/事業用車 17両

客車 403両

私鉄通勤車 18両/私鉄特急 32両/私鉄機関車2両/私鉄貨車9両

外国形 17両

合計 1640両(後日追加した車両分含む)

うちM9モーター132個目(他社なので無効)

※整備中の「さよならなはつき」(一部)は含んでません。

 

やはりこの顔つき、すっきりしているので好きですね。

 

と言うことで、最後まで生き残っていた「低運後期シールドビーム車」導入の話でした。

たしか209系500番台での置き換えまで、健在だったと思います。

209系物語の後編ですが、なぜかPCがバグって落ちる(画面が真っ暗)ため、現状先送りになってますorz

 

以上、「最後まで残っていた、低運後期シールドビーム車」でした。