なんとかPCも安定してくれているようなので、模型ネタも再開します。
買ってみて走らせたら、意外とインパクトがあった「日産カーパック編成」、やっと出場になります。
前に「末期はEF64-1000が担当」と書いたのですが、少し誤りでした。
持ってくる運用は「EF65」で時間は早朝。空の返却運用が「EF64-1000」で夕方運用だったようです。
夕方は学校の帰りとかで目撃されていた方もいらっしゃったようですが、この運用が「EF65代用」になることが多く、その中でも写真のような試験塗装の「センゴック(1059号機)」が入ったり、車両が不足してJR東日本の高崎車両センターから借り入れた「EF65-501(Pトップ)」や「EF65-1118(ゲッパ)」など、ネタガマになる物が運用に付いていたとのこと。
これは模型としては、面白い機関車で編成が組めるようです。
関連記事
【入線整備】日産カーパックコンテナ(U41A)編成2~再整備とフル編成化~
【入線整備】日産カーパックコンテナ(U41A)編成~実車を見てみたかった~
写真は2007年11月に鶴見駅で偶然撮影した「535号機」ですが、この機関車も代走で入っていたみたいですね。
時期的にも、カーパック廃止が2008年3月のダイヤ改正だったみたいなので、時期が合います。
こちらの「1059号機」は2006年になりますが、調べたら2008年までは走っていたらしく、引っ張っているのがタキですが、前に1両コキガ連結されていることから、根岸から来た運用だと思われます。(コキは川崎貨物での検査入場)
別の日にもセンゴック撮影していますが、どちらもピンボケというorz
後ろの空コキガ無い方が絵になるんですが、根岸線走行としたかったので、あえて連結してます。
ちなみに久々に出した「センゴック」、動かすとすぐ止まる状態だったのですが、まさかの「M9モーターの不具合」ではなく、「導通版の接点不良」で、分解清掃で調子を取り戻しました。
根岸線走行ということで、2007年頃走っていた京浜東北線・根岸線の車両は?
どうやら209系だったようで、偶然にも数が少ない「デブ車(500番台)」が鶴見駅折り返し線で並ぶ写真が出てきました。
1059号機、通称センゴック。
試験塗装とデザインの良さから、人気の釜でしたが2008年に廃車となってしまいました。
近い番号の1064号機が末期まで残っていたことを考えると、ちょっと早い廃車だったのかなとも思いますね。
模型は2014年頃発売された、TOMIX製の限定品。通常販売でしたが、すぐ消えた気がします。
根岸線の209系も、当然6ドア車が入っていたのも、今となっては懐かしいですね。
15年前頃の風景ですが、ほんの数年前と感じてしまいます。しかし15年というと当時学生だった子供が就職している年数でもあり、けっして短いとはいえないんですよね。
空コキ入っていると、撮影上イメージがよくないですが、やはり「カーパックの編成」はよいですね。
編成的にも長くないので、模型としては扱いやすいです。
*カーパックが1両不足していたのに、後で片付ける段階で気がつきまして、撮影に反映できていないことはお詫びいたします。
京浜東北・根岸線の209系0番台(TOMIX製改)、今となっては懐かしいですが撤退も早かった感じします。
センゴックは、ホント目立ちますね。
当時が懐かしく思えます。
カーパックのフル編成は、宇都宮~根岸間が多かったようですが、博多方面から新潟を結ぶ編成(低屋根U38A)や、宇都宮~博多間を結ぶ編成もあったようです。いずれも1両のみで「6台」だけの試験的運用だったようですが、日産宇都宮工場と九州工場との車両を融通していたみたいです。
カーパック自体は、横浜港から日立港?に変更となり、2008年に運用終了となってます。
ドライバーの2025年問題後、車の鉄道輸送が復活する可能性はありますね。これは、国の「働く時間規制」と「輸送の低賃金」が招いた問題です。職種にもよりますが残業制限は緩和しないと、生活は楽にならないんですよね。
以上、「車の鉄道輸送の礎となった、日産カーパック編成」でした。