左が再生産で購入した「1013号機」で、今回の主役・・・。おっと違った、それは次回の車両紹介(予定)だったorz
関連記事
【入線整備】日産カーパックコンテナ(U41A)編成~実車を見てみたかった~
先月KATOさんから発売された「日産カーパック(U41A形・(株)ゼロ仕様)」、運良く5両分入線させたが、数週間過ぎても手に入るほど大量生産してくれたので、6両目も乗せることにしました。
前回の話しに「汚れ防止で空コキを連結」と言うお話をしましたが、元同僚から連絡をいただき、「川崎貨物への検査切れ車両の回送」だと言うお話をいただきました。
(元職場の本牧駅構内)
写真にトレーラーが止まっている辺りが、カーパックコンテナから車両を降ろしていた場所で、ここから「ゼロさんの社員」が降ろしたクルマを運転。踏切を渡り、向かいの日産の工場に行き、船積みして出荷すると言う工程だったらしい。
話を戻すが、コンテナもコキも検査切れになると、専用端末に打ち込んでもエラーになる。そのため検査近い物(コンテナ)はさっさと出荷して他の操車場に任せてしまうのだが・・・いやその話しじゃ無い。
検査切れは運用より外し、川崎貨物にて整備(全検)を受ける事になっていました。
コンテナはトレーラーで川崎区千鳥町方面へ行く線路近くの整備所へ、コキは川崎貨物へ行く編成に連結するか、または新鶴見へ持って行き切り離して他の編成に連結し、川崎貨物整備所へ入場するかとなるわけで、その関係で本牧始発の列車に、空コキを連結しているとのこと。
じつは根岸でも、検査切れのタキを連結して輸送していたとも聞いた時は、かなり衝撃を受けた。
(模型的にも出来るという意味)
話を模型に戻しますが、追加整備として「最後尾のコキに反射板を付ける」事から始めました。
探したら出てきましたよ。
ただし、KATO製のコキ104には反射板用のピンが無い為、「Gクリア(ゴム系接着剤)」での接着になります。
次に先頭の空コキにもコンテナを積載。
コキ自体は、KATO製の「コキ104(コンテナ無積載2両セット<10-1421>)」を3セット買ったので、1両余っていました。ただし調べてわかったのですが、6両中うち4両は「コキ100かコキ102の4両ユニット車」だったらしいので、もしかすると後で変更するかもしれません。
短くも見えるのですが、6両でフル編成で36台の輸送が通常で、場合により5両の時もあったようです。
また秋口から春先に向けての輸送が多く、他の季節は運休もあったそうですが、輸出の関係なので詳細は不明だという話しです。
見てもわかると思いますが、ひじょうにコンパクトな編成ですので、組みやすいかと思います。
今回は「宇都宮~本牧」なので、他の「新座(貨)/福岡(貨)/苅田港」の運用はわかりませんが、日産九州工場の車両運搬も、ED76やEF81とかがあり、面白そうですね。
この状態の6連が一番キレイな編成なんですが、今回は「根岸~新鶴見間の返空編成」をターゲットにします。
追加購入してきた「コキ50000(グレー台車)」2両を、空コキで追加します。
1両はKATO製で、連結器も「カトカプN」となっていたので、そのまま使用。
もう一つはTOMIX製ですが、こちらもTOMIXらしく「TNカプラー(台車マウント)」となっており、そのまま使用・・・できませんね。
うちは貨物の場合、連結が簡単な「カトカプN」が標準なので、それに交換します。
ふとここで「最後尾のコキ104、ナックルカプラーの方がかっこいいよね」と思い、そちらから「カトカプN」を外して、それをTOMIXのコキに使うことに。内側の話しですけどね。
捻出したカトカプNをTOMIXの台車に乗せたら、すき間があります。
コキによってはピッタリな物も有るのですが、コキ50000はダメなようなので、スプリング入れます。
コレが飛びやすくて一苦労。運良く撮影出来ましたが、いつもなら省略します。
次に最後尾の「コキ104の台車」ですが、「EH200ナックルカプラー」を使用しました。
こちらはバネ無しでもゆがみがありませんのでOK・・・と言いたいところですが、この穴を埋めないとカプラーが開きっぱなしになります。
この場合、「EH200ナックルカプラー(カモメナックルも同じ)」に付属している、部品を取り付けますが、さすがKATO製。穴の切り欠きが一緒です。ただし外れ防止で、「Gクリア」は塗っておきました。
ということで組み込んだのがこちら。
やはりこのカプラーの方が、見た目が良いですね。
次にTOMIX製コキ50000の一番先頭側の台車ですが、こちらも「EH200ナックルカプラー」にします。
先ほどのようには行かず、ナックルカプラーの穴埋めを行います。
最近は省略されてしまいましたが、コンビニ等の弁当に付いてくる爪楊枝を、Gクリアで止めて切断します。
こちらもバネ必須になりますが、すき間が大きい分取り付けやすいです。
カバーを付けて完成。
TOMIX製コキ50000の単品は、じつは買ったことが無かったのですが、手すりじゃ無い側にピンがあるんですね。
ということは、反射板が付くと言うことですかね。
あ、やっぱりそうだ。
こちらはTOMIX製に色を塗ってあった、あまり部品です。
塗ればそこそこまともになるんですよ。
台車付けてタッチアップすればこんな感じ。
ハミ出た部分は乾いてからカッターで削り、内側にマッキーの赤で塗ると、実車と同じ色あせた感じになります。
と言うことで空コキ2両も連結。
もちろん全区間では無いので、場合によっては使いませんけど、専用に準備しておいて使わなければ良いだけなので、一応これでフル編成完了です。
長くなったので「出場編」は別にしますが、この末期ごろの機関車は面白いことが判明しました。
それは次回お話ししますね。
以上、「カーパック編成、やっと編成化」でした。