電車、伝統、健康法 | かんちくログ

かんちくログ

1発屋どころか、まだ1発も打ち上がってませんが。勝負は、これから。

朝8時起床。最近は早起きできるようになってきた。いや、まあ早くはないけど、人並みの時間に起きている。早く起きるせいで、夜0時すぎには眠たくてたまらなくなって寝る。健康的である。健康的なのは単に切羽詰まった締切がないからである。

午前は仕事で新大阪へ。電車に揺られながら文章講座をどうやってやるかを考える。6回分の講座。6編の連続短編小説を書くようなものなので、結構な大仕事。各回が始まるまでに仕上げればいいとしても全体の枠を決めておかないと1回目から外してしまう。まさに毎週締切が来る短編仕事のような感じ。それを「読む」のは今のところ3人。3人とも初対面で講座のちらしや新聞の告知を見て来てくれた。こんな講座を探していたと言ってくれたその人たちに、ちゃんと届いて栄養になって育っていくようなものを考えたい。わたしにとっても大きな挑戦。受け取ってくれる人に出会えたことに感謝。6回、うまくやりきって満足してもらえたら、わたしはたぶん今よりもずっと成長しているんだと思う。

午後、京都造形大学へ。大学の中に立派な歌舞伎の舞台があることに驚いた。すごいなあ。狂言師と津軽三味線と歌舞伎俳優のコラボレーション。うーん。あんまり融合されていないような。それぞれのよさが生かされてないような。でも若手の伝統芸能の担い手の彼らがお互い突っ込みあいながらトークをしている様子を見ているのは何だかとても楽しかった。あとで考えたが、あれは萌えであった。よおおーとか言ってる鼓の人や狂言師の人が、にこにこしながら現代の言葉でさわやかなイケメンなトークを繰り広げていたら萌えるね。ギャップ萌え。

なんにせよ。伝統ってすごい。面白い。そしてそれを受け継ぐために体のすみずみまで鍛えて研ぎ澄ましてそれに一生をかけている人たちのすさまじさ。鮮烈さ。美しさ。

友達が1日1食ダイエットをしていて、お腹がぐーって言うと若返りホルモンが出るんだってと言ってて、そういうもんかな…と挑戦してみて、まったくできなかったのだけど、1日1食ダイエットは間違ってるってことが書いてあるらしいこの本が気になって読む。

その健康法では「早死に」する!(高須克弥・著)

この本は3食食べた方がいいし、飢餓状態が続くと糖尿病になりやすくなるし、コーヒーは健康にいいし、ビールだって体にいい、やせすぎより小太りが長生きって書いてある。いいなあ、これ。採用したい。占いと一緒で、信じたいものを信じるのです。…って、まあわたしも一応医学博士なんですけど。何が健康にいい、なんて一概には言えない。酒が悪い人もいるし、いい人もいる。自分に合う健康法を実践すればいいんだよね。ストレスを取り除いた状態で、自分の体が求めるものを、ね。

なんにせよ、運動とストレッチは必要だなと思う。これだけは動物の進化の過程を考えても絶対に真理。

眠い。寝てしまおうと思うのだけど、ほんとうにこんな調子でいいのだろうか。保留になってるあれこれが今、動きだしたら...いや、考えないでおこう。今を楽しむのだ。