前倒しまくる | かんちくログ

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1発屋どころか、まだ1発も打ち上がってませんが。勝負は、これから。

毎月、学芸カフェで連載しております書評エッセイを今から書く。まだ締切まで10日以上あるけれど!書きあげる!4月分は明日更新されます。

スケジュール欄が白いうちに、細かな締切と仕事をとにかく前倒しまくってやりきるのだ。長編に取り組むまとまった時間を捻出せねば、いつまでたっても底辺から這いあがれないよね。

駆け出し作家というものはそういうものなのか、単にわたしがたまたまそういう星のもとに生まれたのか、あれやこれや、自分とは関係ない事情で仕事が消えたりもするし、突然降ってわいたりすることもある。もうデビューしてから4年半になって、まだまだ鳴かず飛ばずですけど、それでもそれだけやり続けて学んだのは、こういうとき、一喜一憂しないで自分のなすべきことを淡々とやるのが正解だということ。やきもきしてもしょうがない。企画がGOになって初めて考え始める。それまでは他の仕事をせっせとやっておいて、いざGOが出た時のために体をなるべく空けておくこと。待ってたのに仕事が消えてしまったら、せっせと明けた日々は降ってわいた休暇になる。それもまた一興。

仕事がないのは恐いけど、予定がない空白の日は、創作にとってかけがえのない時間になる。今年はそういう時間を増やしていきたい。ここ数年、単発バイトや翻訳校正や塾やら、いろいろ並行して小説を書きながら、いざとなったら何とでもなるなという自信がついて、また自由になった。自由というのはよりどころのない状態を楽しめる精神状態のことなんじゃないかな、なんてね。

もう飽きた?いっぱいあるんだよね。このシリーズの写真。


もはや何屋か分からない。ウクレレ最近弾いてないので、ちゃんと弾いてあげようと思いました。