夜桜並木に酔いしれて。 | プールサイドの人魚姫

プールサイドの人魚姫

うつ病回復のきっかけとなった詩集出版、うつ病、不登校、いじめ、引きこもり、虐待などを経験した著者が
迷える人達に心のメッセージを贈る、言葉のかけらを拾い集めてください。

 

 

 今年の桜は温暖化の影響もあったようで東京では例年よりかなり早く開花した。3月中旬を過ぎた頃から場所によっては満開の地域もあった。ところが、天気がよろしくない…。関東のみ雨雲が広がり4日連続で雨模様だった。桜を撮りに行きたくてウズウズしていたが漸く天気が回復した下旬、満を持して昨年と同じ千鳥ヶ淵へ行った。コロナ禍でライトアップを中止していたが感染も落ち着き今年からLED電球を使用した環境配慮型のライトアップが実施された。
 ネットで情報収集し、三脚も携え現地に行ってみると人の波が列をなして延々と続いている。混雑するのは覚悟の上だったが予想を遥かに越える観光客で、さすが桜の名所だけあり、国内だけでなく国外からの訪問者もかなり多かった。特に東京タワーが正面に見える人気の撮影ポイントは順番を待つ列が駅の方まで長々と伸びているではないか…。最後尾が何処かも分からずそのポイントは諦めて、別のポイントへ移動。夜景と言えば三脚必須なのだが、三脚使用禁止の立て札…。そして更に追い打ちを掛けたのが立ち止まる事もだめなようで、係員数人がメガホンで「立ち止まらないように」と大声で流れを遮る事のないよう促していた。
 そんな人混みを縫っての撮影だったため、かなり苦労した。3枚目のみ手すりにカメラを置いて長時間露光で撮影。他は手持ち撮影でISO感度1250、レンズは単焦点40mmを使用。それ以外は24-200mmズームレンズを使用した。撮影に没頭していたため花見そのものを楽しむ余裕はなかったが、初めての夜桜撮影としては及第点をあげてもよいと思った。