あなたはこの僕よりも
テーブルの上の小瓶を選びましたね
その白い錠剤たちは
苦しみや例えようのない悲しみから
あなたを解き放ち
永久の眠りへと誘った
産毛のように柔らかく
優しい春の陽だまりと
温もり湛えた乳房から
滴のように零れ落ちてしまった
この僕だけれど
そんな僕が歌う
母の日に捧げる子守唄が
あなたに届いているのでしょうか
産んでくれてありがとう
感謝を込めた僕からの
あなたへの贈り物
この子守唄に
どうぞ耳を傾けて
