災害列島危機一髪。 | プールサイドの人魚姫

プールサイドの人魚姫

うつ病回復のきっかけとなった詩集出版、うつ病、不登校、いじめ、引きこもり、虐待などを経験した著者が
迷える人達に心のメッセージを贈る、言葉のかけらを拾い集めてください。


プールサイドの人魚姫-竜巻

 日本には春、夏、秋、冬と四季があり、一年を通して自然からの恩恵を十分過ぎるほど受けている。然しその一方では自然災害と言う、避けては通れない宿命を背負っているのも事実である。

 地震に始まり、大雨による水害、夏から秋にかけては台風、冬になれば豪雪による雪害と、一年中自然災害と向き合っていなければならない。

 ここ最近、頻繁に話題に上っているのが、『大気の不安定』。各放送局でも気象予報士が大活躍、彼らの解説に納得するより先にため息を漏らしてしまう人の方が多いのではないだろうか。

 6日の午後、早い時間に茨城県つくば市や栃木県真岡市などで発生した突風や竜巻の映像で、自然の猛威を見せ付けられたばかりである。

 つくば市では倒壊した建物の下敷きになり、男子中学生(14)が死亡。900棟を超える建物が損壊し、落雷の影響も含めると50人以上の怪我人を出すという甚大な被害を受けるに至った。

 竜巻と言えば本場アメリカのトルネードを思い浮かべるが、日本で発生する竜巻とは比べ物にならないほど強大なエネルギーを持った上昇気流であり、驚異的に発達した積乱雲が神の鉄槌を下すが如くに雷鳴を引き連れて地上のあらゆる物を嘗め尽くして行く様は、まさに創造主の雄叫びである。

 竜巻被害のあった日、わたしの住む板橋区でも空が俄かに暗くなると、冷気を帯びた風がザワザワと木々を揺らし始めた。

 雷鳴が遠くに聞こえていたかと思うや否や、激しい雨に混じって直径1㎝ほどの雹(ひょう)がバチバチと屋根を叩き始めた。

 まだ日中だと言うのに、部屋の灯りを点けなければならないほどに外は黒い雲で辺り一面覆われていた。ゲリラ豪雨は短時間で終息するものの、局地的に雨量が数十ミリに達する為、場所に寄っては道路の冠水、河川の氾濫などを招く恐れが多分にある。

 自然を起点として見た場合、日本列島そのものは非常に脆く危うい状況に常に晒されていると言える。

 地下には至る所に活断層が走り、そしてまた火山国でもある。そのような災害列島に原発を54基(世界第3位)も作ってしまったのは、おそらく日本人として最大の過ちだったのではないだろうか。

 北海道の泊原発が運転を停止し、これで日本の原発は全て停止した事になる。その影響で、盛んに問われている問題がこの夏の電力不足。

 原発に依存し続けて来たつけが今まさに巡って来たのである。竜巻は海岸沿いに多く発生すると言われている…そこはまさに原発の在る場所、竜巻が原発を襲う可能性はゼロではない…。