7月も残すところ後僅か。連日続く猛暑でクーラーなしでは眠れない日々が続く。大気が不安定になるのもこの時季の特徴。
夕方近くになると青空がいつの間にか雷雲に覆われる。
青い閃光が走り、行き成り落ちてくる大粒の雨。
真っ黒な空の下では蜂の巣を突付いたような慌てぶりを見せる人間たちがいる。
これも夏の風物詩のうちで済んでくれればよいのだが。
先日、荒れる狂う自然の猛威が近畿地方を襲った。この時季には特に珍しくない集中豪雨であるが、それが痛ましい事故を引き起こしてしまった。
神戸市灘区の都賀川で発生した「鉄砲水」で4人の幼い命が奪われた。
河川敷の公園が悲鳴と共に、流れ落ちてきた濁流によってのみ込まれていった。
大雨・洪水警報などは天気予報やTVのテロップなどで知ったとしても、外にいる人たちなどには通じない。
この警報が役に立つのはこれから外出する人、洗濯物を干している主婦層あたりだろう。
水辺で遊ぶ子どもたちや、大人たちには届かない。
警報は一体何のためにあるのだろうか。警報によって命が救われるのならば、各自治体が気象庁だけに頼らず、自ら率先して誰にでも届くような警報音を流す、或いはアナウンスで街中の人に呼び掛ける。
警察によるパトカーでの見回りなどして、注意を促すくらいのことはしてもよいのではないだろうか。
政治家が使う無駄な税金を削れば、それ位の費用は十分出来るだろ。
これからの季節、水難事故は増えて行くばかり。毎年大勢の命が水と共に消えていく。
それに対して事故を減らす対策を取らない政府に憤りを感じてならない。