猫ラーメン。 | プールサイドの人魚姫

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うつ病回復のきっかけとなった詩集出版、うつ病、不登校、いじめ、引きこもり、虐待などを経験した著者が
迷える人達に心のメッセージを贈る、言葉のかけらを拾い集めてください。



猫ラーメン わたしはどうも流行り物に疎く、世間で今何が話題になっているのかさっぱり分からない。と言っても、事件や事故などはきっちり新聞やネットで確認しているから世の中の流れは多少也とも理解しているつもり。
さて、猫鍋なる物がある事を昨日のある方のブログで知ったばかり。鍋物の季節だから、新しいメニューが登場したのかと思っていた。それにしても猫を鍋物にして食べる?このペットブームの中で、そんな残酷なことはまず在り得ないだろう。
そんなことを思っている内に本も出ているらしい。結局鍋の中に猫が丸まっている姿が愛らしく、それで猫鍋ということで、猫を飼っている家ではそれを真似て試しているようだ。猫は元来狭い所が好きな動物。自分の頭が通ればすんなりと通り抜けて行く。
ところで、隣の国韓国では犬鍋があるという。これは韓国の食文化で古くから犬を食べているようだ。日本も終戦後、東京などの焼け野原では食べる物がなく、時折やってくる米軍のジープに子ども等が駆け寄り「ギブミーチョコレート」と叫ぶ。
闇市では得体の知れない肉が高値で売買されていた。猫、犬、馬、羊、鶏などバラバラに解体されてしまえば、それが何の肉なのか分からない。多少臭いのきつい物は察しが付いたかも知れないが、例えそれが猫肉だろうと構う事無く胃袋に入れていた。
空腹を充たす為には人間どんな物でも食べてしまうものである。前回の記事にリンクする部分もあるが、生きるためには手段を選ばず。これが極限状態に置かれた人間の本性ではないだろうか。