ルービックキューブの達人たち。 | プールサイドの人魚姫

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うつ病回復のきっかけとなった詩集出版、うつ病、不登校、いじめ、引きこもり、虐待などを経験した著者が
迷える人達に心のメッセージを贈る、言葉のかけらを拾い集めてください。


キューブ ルービックキューブの発祥地でもあるハンガリーの首都ブタペストにおいて、先日世界大会決勝戦が行われ、日本の中島悠君(釧路工業高等専門学校2年)が、3×3(1面が3列×3列の標準的なもの)部門で優勝した。中島君は、平均タイム12秒46で優勝した。
日本人は昔から手先が器用であるから、このような立方体パズルは得意なのかも知れない。日本でルービックキューブが大流行したのは1980年頃からだろう。おそらく、大勢の老若男女がこの一見単純そうなパズルにはまったことだろう。
わたしは上京してから手に取り挑戦してみたが、とても数十秒単位で揃えることなど到底無理だった。これは頭でじっくり考えるパズルではなく、直観力を必要とするもの。つまり眼と指先で覚えてしまうのである。
手先を使うことは老化防止にも役立つので、押入れか部屋の何処かで埃まみれになっている四角い魔法のキューブをもう一度手に取ってみては如何だろうか。スピードでは若い人たちに敵うはずはないだろうが、日頃眠っている直感力を鍛える為にはお進めだろう。考えず身体で感じ取ることが便利になり過ぎた現代には不足している。
わたしは詩を書くとき直感で書いているので、数十秒でひとつの作品が出来上がる。小説のように考えながら書くものとは大きく異なるだろう。だが、詩にはないストーリーを組み立てる面白さが小説にはあるので、詩と同じようにやはり止められないでいる。