君たちの春(彩香ちゃん、豪憲君に捧げる詩) 春がそこまでやってきた からんころんと 音たてて しあわせ探しにやってきた 新芽の萌え出るふるさとは 雪さえ消えて 雨のまち かあさん お空は広すぎて わたしは 迷子になってます からんころんと 音たてて わたしの春は 待ちぼうけ いつまでたっても来ないから わたしは 眠くてしかたない かあさん そろそろお迎えに いつもの笑顔で お迎えに からんころんと 音たてて 命が 二つ消えました