ソロモン諸島は遙かなり。 | プールサイドの人魚姫

プールサイドの人魚姫

うつ病回復のきっかけとなった詩集出版、うつ病、不登校、いじめ、引きこもり、虐待などを経験した著者が
迷える人達に心のメッセージを贈る、言葉のかけらを拾い集めてください。


波 先日、能登半島地震について記事を書いたばかりであったが、地球の至る所で地震活動は活発で、昨日起こったソロモン諸島沖地震では、地震による揺れの被害よりも更に恐ろしい津波が押し寄せ、村が水没、或いは島全体が消えて無くなったという信じ難いようなニュースが飛び込んで来る。ソロモンの海には小さな島が複数点在し、普段は蒼い海が美しく観光客を海の底へと誘惑の手を差し伸べる。何処までも透き通り太陽が光のカーテンを水中で躍らせている。ダイビングのスポットが至る所にあり、珊瑚礁や自然色豊かな魚たちが織り成す、水中の楽園とも呼べる人間にとっては大自然が届けてくれる優雅な憩いの場所でもある。島からかなり離れた所で発生した巨大地震は海底の奥から地獄の雄たけびを上げ、海を揺るがし海面は噴出す溶岩の如く、目の前にある島や村を呑み尽くして行く。大自然が牙を剥いた時、人間はなす術もなく逃げ惑い、恐怖に震え神の怒りが納まるのをじっと耐えて待つだけである。各国から援助の手が差し伸べられ、ソロモン諸島の人たちに一日も早く安堵の日が訪れるのを待つだけである。このような時にこそ、活躍するのが自衛隊であり、公務員である。このような災害に対してであれば国民は惜しみなく税金を差し出すであろう。