この一服が止められない。 | プールサイドの人魚姫

プールサイドの人魚姫

うつ病回復のきっかけとなった詩集出版、うつ病、不登校、いじめ、引きこもり、虐待などを経験した著者が
迷える人達に心のメッセージを贈る、言葉のかけらを拾い集めてください。


うさぎ 今、最も騒がれているタレントと言えば元モー娘の加護亜依。一部週刊誌に「18歳年上男性との温泉デートで喫煙」と報じられ所属事務所も困惑し、最終的には解雇に至った。以前わたしも「モー娘も悩む禁煙生活」という記事を書いたが、反響は大きかった。芸能人、特にアイドル的存在の人気タレントの場合、世間に与える影響は計り知れないものがある。それだけに、芸能人は自分のプライバシーに至るまで世間の目を気にしなければならず、ストレスも相当溜まっていると思われる。我々一般人が未成年でありながら、煙草の一二本吸ったところで学校の教師に注意されるのがせきの山。ファンは勝ってなもので、自分の好きなタレントを自分の中で大きく作り上げてしまうところがある。ファン故の行動と意識でもあるが、自分流のイメージが壊された事で批判をする人も中にはいるかも知れない。吉田拓郎がエレキギターを持った時に会場は帰れコール一色になった。ボブディランも同様だったし、歌手或いはタレントに対し固定観念を持ってしまい信じられない現象に拒否反応を起こす訳である。幸い「加護亜依」のファンは心の優しい人が多いようで、彼女を擁護する意見の方が圧倒的であるが、それも彼女の人気が高い事を裏付けるものである。が、しかしファンの気持ちを壊すような事だけは避けて欲しいものである。ところでわたしの住んでいる近くに元モーニング娘の後藤真希の実家がある。時々帰って来ることがあり、自然体の彼女を見ることが出来るが、やはり実家に帰ってきたと言う安堵感からか、TVで見る姿とは180度違う素顔を覗かせることがある。どちらが本当の顔かなどとやぼな考えは抜きにして、どちらも後藤真希には違いない。人間誰でも二つの顔を持っている訳で、時と場所を選んで使い分けている。スキャンダルや思いがけない記事で売り上げを伸ばしている週刊誌の事だから多少の捏造はあるだろう。人気タレントだからこそ記事になる、謂わば金づると同じで週刊誌の記者たちにとっては最高のボーナス点とも言えるだろう。芸能界とは不思議な世界で、煙草で解雇であれば覚醒剤を使用した歌手が現役で活躍しているのはどうかと思う。加護亜依も時期がくればいずれ復帰する可能性は高い、芸能界のいい加減さに呆れるばかりである。