ギャルサー通信簿1芋子発見? | プールサイドの人魚姫

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うつ病回復のきっかけとなった詩集出版、うつ病、不登校、いじめ、引きこもり、虐待などを経験した著者が
迷える人達に心のメッセージを贈る、言葉のかけらを拾い集めてください。

イモコ芸能人の殆どは芸名を使っている。本名で活動しているタレントは僅かだと思う。お笑いの世界になるとそのセカンドネームはふざけているとしか思えなようなネームが多い。芸能界だからインパクトがあり一度耳にしたら忘れないほど誰よりも目立つ自分の顔とも言える。だが、世間一般で言う「あだ名」は時として小児期から思春期にかけては苛めの対象となり、心に重くのしかかってくる場合がある。私は小学生の時「はんべ」というあだ名で呼ばれ苛められていた時期があった。「かんべ」が「はんべ」となったわけだが、これは静岡地方であれば理解できると思う。「はんべ」とは焼津名産の鰯が材料になった黒はんぺんの事で、藤枝では食卓に良く登場する人気食材の一つであった。あだ名は誰でも一つ位は持っているもので愛嬌で済ます事も出来るが、ギャルサーの「イモコ」のように本名が人に余り知られたくない名前だったりすると、それがコンプレックスとなり心に傷がついてしまう。名前は至る所で呼ばれ、生きていく上では欠かせない自分の背番号のようなもの。自分が生まれた時、親或いは祖父母達が懸命に考え用意してくれた貴方の名前。その想いの中には子どもの誕生を祝い未来を託すメッセージが込められている事を忘れてはならない。自分の名前の由来を親に聞いてみた事がある人は多いと思うが、私はそれを聞く時間すら与えられず両親はこの世に最早存在しない。誰がつけてくれたかも分からないままではあるが、「俊樹」この名前は大好きである。自分の名前を好きになればもっと自信が湧いてくる、人生は些細な事でも良い方向に進むきっかけは沢山あるのだという事に気がついて欲しい。