長野市議会議員 金沢あつし -2ページ目

地域の土木要望について 土木要望

2024年5月7日

 

連休も長いようでしたが、個人的には諸行事の参加と庭の草取りやら清掃で、あっと言う間に終わってしまいました。

ところで、新年度入りしてお住いの地域でも自治会が新しくなり、総会や加えて地区要望が始まっているかと思います。自分も様々な要望、特に道路、橋梁、用水、陸橋・信号等の土木要望を住民(自分の居住地区外もけっこうあります)からお願いされ、現地視察したり、対策等を話し合ったりしています。

 

以前のブログでもコメントしましたが、基本、土木要望は緊急の場合、議員や役所に直接されるのもありですが、その他で必要性のあるものは、公平性や客観性、地区住民の合意をもって判断するため、まずは地元の区長・自治協に相談して正式に申請するのが通常です。

参考までに、私の居住区で配布されて記入する要望書(回覧板で回ってきます)、区で集計されて市に提出される要望の一覧、その要望に基づいて現地視察する様子の画像を添付します。もし要望があるのでしたら、地区の区長さんや担当の役員さんにご相談ください。

 

なお、画像のひとつは市の考え方やその手順を示している「土木関係事業の要望に関するガイドブック」の一部ですが、本文は市のホームページに記載されています。=>

 https://www.city.nagano.nagano.jp/doc.../15938/guidebook.pdf

 

余談ですが、特殊なもので例えばバイパスや都市計画道路の建設、立体交差、一級河川の橋梁等で数十億円以上かかるようなものは、県や国の予算も必要で、獲得にはかなりエネルギーを使います。単に地区要望だけでは困難で、市に県や国に働きかけて予算を獲得してもらう必要があります。(いわゆる、市長に頭をさげてもらう必要があるわけです。表にはでませんが、、、)

 

これについては、市長や市の活動を議員としてもサポートしています。私の所属している新友会でも年2回ほど国会陳情~各省庁に議員団として~お願いに行っています。この陳情、実は結構な効果があります。(今年もまずは初夏に行く予定です)

 

議員が会派制をとっている理由のひとつがこの陳情とも言えます。よく個人議員が大型の予算を使った案件をやったとなど言う事がありますが、実現するには県や国にも動いてもらわねばなりませんので、個人でやったなどと言うのは(やりました詐欺?)であります。市やら議員団が動いてなんとか予算獲得しています。

 

回覧板でまわってきた、要望書(記入用)

 

区でまとめた土木事業要望書

 

区の役員と市の担当者による現地要望、立ち会い

 

 

 

長野市私立保育協会 総会

2024年5月6日

 

先月の話で恐縮ですが、長野市私立保育協会の顧問をしている関係で、総会があって出席してきました。この協会は、保育園やこども園の団体で、保育環境に関する問題や課題を議論、解決するための組織です。

 

保育に関する課題は、新聞等でも報道されていますが、厳しい少子化による定員の減少、この業界に限ったことではありませんが人員(保育士)不足、両親の共働き増加による保育環境の重要性の増加等、様々です。とはいえ、これらの課題の抜本的な原因は少子化です。国も少子化対策に力を入れようとしていますが、どれだけ本腰をいれるのか、これからであります。

 

少子化対策としての保育環境の改善は必要ですが、それには現場の細かいリクエストを聞いて具体的な解決を積み重ねていくしかありません。そのなかで、総会でも問題として取り上げられましたが、保育士不足~せっかく学校で学んでも保育士にならない~が深刻であります。その解決のために保育士さんの給与を含めた処遇・労働環境の改善は必要だと思います。ただ、全体の枠組みが国の施策下にあるため、地方自治体として努力はしていますが、予算を含めてどこまで踏み込むか、、、課題であります。

 

(来週末の土曜ですが、保育園・認定こども園合同就職説明会が開催されます。)

 

市長から御挨拶

 

 

祝 長野マラソン 開催!

2024年4月21日

 

本日、恒例で春の風物詩、長野マラソンが開催されました。スタート会場であるご近所の運動公園にちょっと応援に行ってきました。 

 

何人も知人らが参加していますが、参加者が1万人もいるとなかなか見つかりませんね。偶然、市長が参加しているのを見つけました。(市長も一般参加していましたので、まわりの参加者も驚いていたようですが)今年も高橋尚子さんがゲストで大会を盛り上げておられました。 

 

それにしてもフルマラソンは42.195km、、、自分には無理ですわ。みなさん立派。

 

ゲストの高橋さん

 

市長、見つけました。

 

市長、スタート。

 

スタートです。いってらっしゃい。

 

公職選挙法について ~ 東御市の花岡市長の当選報告会

2024年4月7日

 

公職選挙法について話題になっているので少々。

 

 公職選挙法は公職(国会議員、地方公共団体の議会の議員、首長)に関する定数とか選挙方法について定めた法律です。法律なのですが、定数とかの明確に数値を定めた部分以外、特に禁止条項については解釈があいまい、グレーな部分があり、経験則~違反となって注意された事象に関する知識~を蓄えるしかないところであります。 

 

なので、議員を何期かやっているだけでは公職選挙法をマスターしているとは言えず、実際に複数というか様々な選挙・政治の現場で事務(実務)や活動を経験しないと間違えます。 自分も市議、県議、衆参、市長、県知事と様々な選挙をしたり、手伝ってきましたが、今だに疑問に思う事に関しては、選挙法を読み返したり、ベテランの連中に確認しています。それだけグレーな部分があるということです。 他人の選挙の手伝いは人の為ならず、我が身の為ってやつですね。1人ボッチでやったり、完全人任せだと、最後はえらい目にあいます。 

 

選挙法のグレーな例です。活動報告会や集会をした際に、お茶やお菓子を出すケースがあった場合です。 禁止されているのが、一般的に「高価なもの」、現金(換金)性のあるものです。ただ、「高価なもの」の定義はちょっとあいまいです。 

ビール等のアルコール類はアウトですが、お茶等のソフトドリンク類は常識の範囲内なのでOK.ただしお茶の出し方ですが、缶や個人サイズのペットボトルはダメです。なぜなら、公職選挙法では金銭の供与は禁止されていますが、缶のコーヒーやペットボトルのお茶は、飲まずに持って帰ると理屈では転売可能なので金銭同等品と見なされ、少額であっても供応と見なされます。 これを回避する方法として、1Lとか2Lの大きなペットボトルのドリンクと紙コップを机において、紙コップに注いで飲んでもらいます。缶はその場で飲んでもらう、個人サイズのペットボトルの場合、手渡すときにキャップをあけて口をつけ、金銭価値をゼロにしてもらいます。

お菓子の場合も同様で、袋ごと渡すのではなく、袋から出して皿に盛ってその場で食べてもらうのです。 

 

食事の場合、基本無料のものはダメです。ただし、選挙期間の場合、ウグイス嬢やドライバーさんにお昼を提供するケースがありますが、ウグイス嬢やドライバーさん、選挙事務をされる方は労務者なので、昼食等は労働対価として提供するので問題ありません。とは言え、過剰なもの(数千円する鰻や鮨)はやはり供応となるのでダメです。 

 

東御市の花岡市長の当選報告会が問題になっていますが、出したお茶も上記のようにキャップあけたり、コップに入れて出す、さらにおにぎり等は会場準備や選挙事務で労務をした人に限り別室で提供するのであれば、あれほど言われずに済んだのではないかなと思います。

 

 他にもいろいろテクがありますが、それはノウハウなのでここまでで、、、

「ササランド」オープニングセレモニー

2024年4月6日

 

「ササランド」~子どものための新たな居場所の開所式にお呼ばれしました。

 

本日、市内8番目の教育支援センター「ササランド」(旧七二会小学校笹平分校を改修)がオープンしましたが、セレモニーにお呼ばれして参列してきました。「ササランド」は学校へ行きにくくなっていたり、行けない状態が続いたりしている、不登校の小・中学生に対して社会的自立に向けた支援を行う施設です。

 

ちなみに、長野市内には、不登校となっている小中学生が800名以上おり、その対応が急がれています。そのため、学校以外に子どもの居場所、活動する場所が必要となっています。今や子どもにとって、学校だけが居場所ではなくなりつつあります。

 

今の学校は先生が生徒に何かを教える場所であることは当然ですが、それに加えて子ども達が学ぶ内容や将来の目標を自らが考え、行動するための場所であることが求められています。(子ども達に自主的に行動するよう指導するのはとても難しいことですが。)

 

なお、今回のササランドの新設にあたり、私の所属する長野白樺ライオンズクラブが創立50周年記念事業で、市からリクエストを受け、スクールバス?を寄贈させて頂きました。このバスで児童・生徒が元気よく施設に通ってもらえばと思います。