24/7/2 わかやま編その7 保存車とジオラマが楽しい有田川鉄道公園 | 金屋代かずおのお部屋

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周防大島町を拠点に鉄道旅行・鉄道もけいの活動を行っています.

 

様々な側面で廃線跡を楽しめる

「【旅行記】24/7WE銀河ひょうご」の「わかやま編」はこの記事が最後です.

 

これまでの旅路

 

 

藤並からの目的地は,有田鉄道の廃線跡を利用した「有田川鉄道公園」です.藤並からは有田鉄道のバスやタクシーで行けます.

 

  保存車両や遺構

やはり鉄道遺構には蒸気機関車が欠かせません.この地にはD51 1085号機が鎮座しています.なお,現在「直江津D51レールパーク」で動態保存されているD51 827も,元はここで保存されていました.

貨物列車の形で保存されているのも良い取り組みであると思います.

後述の「鉄道交流館」を挟んで,過去に紀州鉄道で使われた気動車と,この施設を象徴する保存車である「キハ58003」が鎮座しています.

さらに奥に行くと金屋口駅があります.よく整備されています.

近くには有田鉄道の本社とバス車庫があります.

 

  有田川町鉄道交流館

公園の入り口と金屋口駅跡の間に,「有田川町鉄道交流館」があります.

鉄道車両の座席,1/80の有田鉄道沿線のジオラマがメインですが,

やはり注目されるのは和歌山県をテーマとしたこのNゲージのジオラマでしょうか.TOMIXのサウンドコントローラー「N-S2-CL」が稼働しているのもポイントです.ローランドのシンセサイザーをベースに開発されたこの製品は,発売当時の鉄道模型関連製品としては高額の10万円越えの価格が提示されましたが人気製品でした.現在は修理も打ち切られ,現存する製品はさらに貴重になっています.この有田川鉄道公園においても,数台ありましたが数台は置き換えを余儀なくされていました.

通常は283系や227系といった和歌山県ゆかりの車両が走りますが,実は持ち込んだ車両を走らせることが可能です.手元にあったアムトラック東部編成を走らせました.

紀の国のみかん畑ではあるものの,フロリダのオレンジ畑を彷彿とさせるシーンになってしまいました.

DDF謹製のこのジオラマ,細部の表現も抜かりないのが特徴的で,見てて飽きません.

 

  帰り道

帰りは「くろしお20号」に乗車です.「スペースポート紀伊」のマークが貼られた287系がやってきました.先日の初号機打ち上げでは「だいばくはつ」を余儀なくされたカイロスですが,今度は「そらをとぶ」をしっかりと決めることに期待します.

紀の国は長く,この地点につくまでに何時間もかかりました.

到着直後,回送の機関車がやってきました.

 

 

「WE銀河 紀南下り夜行」を「プレミアルーム1」で利用する「わかやま編」はここで終わりです.まだ「まるっとひょうご夏の体験デジタルパス」は有効ですので,さらにまるっと回ることになります.

次の記事は,以下の記事の続きから始まります.

 

 

 

続く