24/7/1 わかやま編その1 個室で「遠くへ行きたい」を叶える | 金屋代かずおのお部屋

金屋代かずおのお部屋

周防大島町を拠点に鉄道旅行・鉄道もけいの活動を行っています.

 

「遠くへ行きたい」を叶える列車へ

「遠くへ行きたい」を叶える列車,「WEST EXPRESS 銀河」へようこそ.

京都→大阪で繰り返し案内されるこのフレーズが印象的ですが,当ブログでも「【旅行記】24/7WE銀河ひょうご」を始めます.

「WEST EXPRESS 銀河」は京都駅の31番のりばから出発します.これは,紀南のみならず,山陰・山陽ルートでも同じです.

京都駅の32・33番のりばでは,昨今問題となっている嵯峨野線の混雑対策で,記念撮影用に忍者の人形が設置されています.それを左手に入線してきます.ホームで見る117系7000番台は,まさしく夜行列車のそれとよくわかります.117系7000番台の塗装はよく検討されており,昼間と夜間で見え方が異なるようになっています.

川西氏による,やや狭いものの綿密に計画されたクネクネした通路を通り,

その端にあるこちらが今回の宿,列車の一番前である6号車5号室です.

絶対的に広いスペースではありませんが,これだけのスペースを一人で占有できるのは非常にありがたいです.ライトが日食を思わせる形になっているのが印象的です.100Vと,USB-Aのコンセントがあります.

各種スイッチはこんな感じです.

カギは4桁の暗証番号式です.285系に乗車されたことがある皆様にはお馴染みの装備でしょう.

6号車の車内にも多くのフリースペースがあり,全ての乗客が利用可能です.

この7/1の運行は,「紀南ルート」としては4回目の運行です.今後,釣りなどマリンレジャーにもぴったりの列車となるでしょう.

列車の発車時刻が近づきました.6号車の5号室はある意味で「WE銀河」で最も上級の席の一つです.筆者が「SLやまぐち号」のグリーン車を新山口駅から利用した際には,新山口駅では展望デッキに立っていますが,それに倣い,6号車のフリースペース「彗星」の窓を開け,見送り・撮影・警備の入場者・関係者に向けて手を振ることにしました.

 

これから,長い旅が始まります.

 

今回の「【旅行記】WE銀河ひょうご」では,この「WE銀河」の乗車を軸とした内容を「わかやま編」として,その前後のアプローチを「ひょうご編」として,交互に掲載します(さらに,鉄道模型などの記事とも交互に掲載します).以下にまとめていきますので,ぜひご覧ください.

次は「ひょうご編」で,加古川線の103系に乗車した話となる予定です.

 

続く

 

 

 

  ところで

「WEST EXPRESS 銀河」は「遠くへ行きたい,を叶える」列車ですが,それ以上のサービスはありません.例えば.列車内で食料品・飲料水を入手する手段はありません.各運行ルートの一部の駅(例:紀南下りでは和歌山駅・串本駅)では長時間停車し,改札外はもちろん,駅舎外の店舗の利用が認められていますので,食料品・飲料水の確保は発車前か,この際に行いましょう.

また,車両にシャワー設備などはなく,乗車前にはぜひ入浴したいところです.京都駅八条口から徒歩圏に「大正湯」があり,今回は筆者はここを利用しました.京都市内には昔ながらの銭湯が多数あります.

  前回の利用