【JR西日本では引退決定】KATO 1-501 16番のオハ12 | 金屋代かずおのお部屋

金屋代かずおのお部屋

周防大島町を拠点に鉄道旅行・鉄道もけいの活動を行っています.

 

値上げ後も使いやすい車両

本日は16番のオハ12を紹介します.KATOの16番製品では基本的な製品で,2024年にも再生産されます.2,000円近い値上がりになってしましたがやむを得ません.それでも十分に安価で使いやすい製品です.

形状もオーソドックスなものです.

付属品としては「急行」「白幕」から選べる行き先表示器幕と,連結間隔が実感的になるドローバー,そして「北オク」「大ミハ」から選べる車番が入っています.残念ながら現存車は収録されていません.

 

筆者としても再販の12系は数両導入計画であり,実に楽しみです.

と,これが記事化の動機ではありません.

 

  JR西日本から「オハ12」引退

JR西日本では12系を5両保有していましたが,この度,「オハ12」3両について,廃車されることが発表されました.これを記念して,6/27〜7/4(7/3除く)に京都鉄道博物館で展示され,「SLスチーム号」でも使用されます.

 

https://www.westjr.co.jp/press/article/items/240528_03_press_Oha12showevent.pdf

 

JR東日本とJR西日本で,2020年以降の12系の扱いは明暗が分かれ,東日本では積極的に使用されているものの,西日本では,2019/11/10をもって,一般販売される本線営業列車の運行を終了しました.貴重な車両であることは変わりなく,残る「スハフ12」はSL試運転時の控車である他,引退が見えない「サロンカーなにわ」の予備電源車・部品供出の役目を果たすのではと思います.廃車になる「オハ12」については,部品取りにしないのであれば,東武鉄道や若桜鉄道に譲渡して更なる注目を浴びていただきたいと思っています.