記事執筆・公開日現在,当ブログでは「3/1」「3/2」「3/15」の3つの旅行記が同時連載であることにご注意願います.この記事は「3/1 その4」です.ブログの構成上の都合もあり,「3/1」編はこの記事で終了になります.少し長いですが最後までお読みいただけますと幸せます.
これまでの旅路
多度津駅にて
「四国ロイヤルエクスプレス」は,高松→琴平で他の列車に抜かれはしませんでしたがかなりゆっくり走っていたようです.多度津駅で追いつきましたが,すぐに出発してきました.
先ほど「いしづち」で運行されていた2600系が止まっていました.
それでは,琴平へ向かいましょう.列車本数が少なく,短距離でも特急利用の選択肢になるのは泣きどころです.
1両だけが「きいろいアンパンマン列車」になっていました.
「南風」の名物であった「半室指定席」も,「南風」では24/3/15を持って過去のものになりました.「しまんと」「あしずり」では今後も設定されています.
琴平に到着
琴平駅に到着しました.すでに「四国ロイヤルエクスプレス」が到着しています.
「四国ロイヤルエクスプレス」の利用者の方は多くの出迎えを受け,早々に琴平駅を出たようでした.この日は「四国ロイヤルエクスプレス」の最終日であり,ひとまずは関係者の皆様もお疲れ様でした,というところでしょうか.
しかし,筆者をはじめとする,この日琴平駅に集まった方々の目的は,「四国ロイヤルエクスプレス」の利用者の方のお出迎え,が主目的とは言い難いです.
琴平駅で機回し
琴平駅ではこのような形で停車しました.土讃線の多度津〜琴平は簡易的な電化となっており,電車の場合は電力消費量・スピードが限定されます.EF210も,この区間では進行方向後側のパンタグラフだけを使用して集電します.
色々なアングルで撮影をしていきます.琴平駅周辺の列車本数はあまり多くないのですが,なぜか列車が一向に動きません.
待つこと数十分,ようやく機回し作業が開始されました.この間に何本も列車が行き交っています.
機関車は進行方向が変わるたびにパンタグラフの向きも変えているようで,想像よりかなり時間をかけて着回しが行われています.単線区間ですので,間違っても機関車を他の列車に衝突させる可能性がある状態にしてはいけませんので,尚更です.
機回しが完了しました.一瞬ではありますが両側のパンタグラフが上がっている様子を記録できました.
アンパンマン列車2編成の両方が行き交うなど,この状態でかなりの時間が経過していました.
それどころか,「四国まんなか千年ものがたり」号(しあわせの郷紀行)が琴平に到着していました.「四国まんなか〜」号はこの琴平で19分停車します.
そして,その状態で「四国ロイヤルエクスプレス」が回送されていきました.当たり前ですが,筆者はこの間の2時間以上,ずっと琴平駅のホームにいた訳で非常に寒かったです.
多度津へ戻る
「四国まんなか千年ものがたり」に琴平〜多度津で乗ることはできません.という訳でもないのですが,次の南風号で多度津へ戻ります.
多度津駅には「四国ロイヤルエクスプレス」が,明日の運行に備えていました.
程なく「四国まんなか千年ものがたり」も到着です.
最後の運行ではありましたが,実は筆者は四国ロイヤルエクスプレスの機回しの時間について事前に調べていませんでした.ということで,この先はすぐに松山へ向かうことにします.なかなかの良い夕日が見れたのはよく覚えています.
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以上で「3/1 四国ロイヤルエクスプレス」を終了します.この日は列車の乗客を見送る側でしたが,今度は見送られる側になるのです.
続く
「【旅行記】24/3四国観光列車」の次の記事から,「予土線伊予灘ものがたり」の後半「ほくほく編」を取り上げます.