KATO 2024/6など | 金屋代かずおのお部屋

金屋代かずおのお部屋

周防大島町を拠点に鉄道旅行・鉄道もけいの活動を行っています.

(値上げ幅が大きいことに注意)

 

本日は,KATOが2024年6月を中心とする時期に発売する新製品についての話題です.早速見ていきましょう.特記なしは6月発売予定です.

 

  16番EF5812系

最近の筆者は16番・HOへのシフトが進んでいるため,最初に紹介するのはこの製品になります.

KATOの16番製品で定番のEF58についにバリエーションが登場しました.今回はツララ切り・電暖表示が付いた青色です.相変わらずナンバープレート仕様ではありますが,89・90・102・105が含まれています.東北・上越方面への列車の再現が容易になります.価格は従来のEF58より7,000円以上上がっていますが,それでも他社製品より安いです.89号機はJR東日本に継承され,「夢空間」を引いたこともあります.茶色も登場するとより遊べそうな気がします.

また,12系が再生産されます.クーラーの表現が変わる変化はありますが,その価格は2,000円以上もの大幅値上げとなりました.これまで,これほど良質な16番の客車がわずか5,000円で買えたことに感謝しなければならないほどです.筆者は早速,在庫を買ってきました.

 

 レーティッシュ鉄道長物車

Nゲージも外国型へのシフトが進んでいるので,こちらも早めに紹介しておきます.

レーティッシュ鉄道の製品は毎年2月に発売・受注開始となっていますが,今回の受注開始枠はなんと長物車でした.レーティッシュ鉄道では丸太や生活物資を搭載したコンテナの輸送で使用されており,併用軌道を走ることもあるようです.

今回の製品は「丸太積み4両セット」「コンテナ積み4両セット」「無積載単品」「積荷の丸太」が用意されます.レーティッシュ鉄道の単品客貨車は,筆者はいつも購入しています.

 

 

  その他の製品

  • かつて「レジェンドコレクション」として発売されていた近鉄10100系「新ビスタカー(ビスタカー2世)」が再登場します.今回は晩年仕様で,非貫通先頭車が含まれるA+B編成の6両,両方が貫通先頭車のC編成の3両,そして最後の最後でついに運転されたA+C+B編成の9両セットの製品が用意されます.それぞれに細かい作り込みがあります.
  • E235系1000番台が,スロットレスモーター搭載に変更,行き先表示シールに「普通 鹿島神宮」を加えて再生産されます.
  • 宇都宮線・日光線で活躍するE131系600番台が,7月に登場します.
  • そのE131系で置き換えられた,宇都宮線・日光線の205系が,それぞれホビーセンターカトーのタイプ品で7月に登場します.細かい差異はありますが,これまで鉄コレでしか登場しなかったので,とにかく走らせたい場合は重要でしょうか.
  • その宇都宮線の貨物列車で使用されるEH500が,JRFマークなしで再販されます.ナンバーは17・19・20・23です.
  • コキ106・コキ107が再生産されます.また,コキ107にはJRFマークなしのテールライト付きが登場します.テールライトが光るコキ107は「鉄道模型コンテスト2018」記念製品以来の単品売りです.
  • ライトが点灯するジャストプラグ製品に日本車をイメージしたミニカーが4月に登場します.
  • ユニトラム基本セットが5月に再登場します.
  • 787系の準現行仕様3製品が再販されます.「リレーかもめ」「かささぎ」のシールが入る,セットの価格が2,000円程度上がる以外はそのままの再生産です.車番も同じなのですが,実のところ「BM-13」編成は2023/9/23以降は6両編成で運転されており,基本的に「リレーかもめ」に運用されることはありません[1].また,製品の時代設定は2017年までとのことですので大きな問題になりませんが,「BO-104」編成も2021年に「BO-6104」編成に改造されています[2].

 

[1]:JR編成表,配置表 南福岡車両区787系編成表

 

  アメリカ型(抜粋)

マイクロトレインズの,いわゆる単車タイプのダブルスタックカーが4月に入荷する予定です.KATOでは3・5連節のダブルスタックカーが製品化されていますが,連結など,これの扱いは非常に難しいですので助かります.Nゲージのレイアウトを作るさい,通りうる最も大きな車両の一つですので,車両限界の測定にも活かせそうです.

 

いきなりNゲージの車両セット一つ・16番の車両1両につき2,000円近い値上げが提示されていましたが,これまでのKATO製品の品質・価格は,株式会社関水金属・カトーおよび,お勤めになられている・素材や機材を納めていらっしゃる・製品を配送されている方々一人一人の大変な苦労を伴った企業努力の賜物であると強く感じた次第です.皆様に感謝してこれらの製品を求めることはもちろんですが,しばらくは古い製品に目を向けることも多くなるのではと思っています.

 

 

  2024/1当ブログのアクセスについて

Amebaのアクセス解析機能によると,アクセス数32,252件,訪問者数24,075名でした.

 

大都市圏にありながら意外なこのシーンは,開業から1年が経とうとしている現在でも人気のシーンです.

 

動画の再生回数も,2023年以降公開の動画としては多くなっています.