これまでの旅路
いよいよ,大糸線雪月花に乗車する日がやってきました.長野駅から大糸線を目指すには白馬行きのバスに乗る,それどころか,北陸新幹線で糸魚川へ行けば良いのですが,ここは南小谷駅を目指します.なお,大糸線雪月花に南小谷駅から参加することは事前に主催者の方と相談しています.
せっかく信濃国に来たので,その名を冠す特急「しなの」に乗らない手はありません.
今回やってきたのは10両編成でした.ATSはPTとSTを装備しています.
一番前の席に陣取ります.「しなの」号は6・8・10両編成がありますが,どのような編成でも,編成の名古屋(大阪)寄り2両が自由席です.
広々とした窓が特徴の「ワイドビュー」型です.
早速乗っていきましょう.
長野駅の南東には留置線があります.
同時発車した信越本線の超特急「はくたか552号」に,安茂里駅を通過する前に抜かれてしまいました.このようなことがあるので,全国的に新幹線が求められているのですが,中央本線に並行する建設中の新幹線は,中央本線の特急と全くの別物となっており,この「しなの」号の役割も当面の間変わらないものと思われます.
次の駅が篠ノ井駅です.「しなの」号はここから篠ノ井線に入ります.
編成中にグリーン車が2両もある豪華編成です.
しなの号の編成両数はまちまちですが,8両編成で運行されることが多いです.
383系は一度乗っておきたかったのですが,筆者が中央西線を利用する機会は当面なく,とりあえずこの区間でも乗っておきたかった,ということです.
なお,JR東海では2024年4月以降,313系・315系・385系を対象に,重要部検査の周期が5年,全般検査の周期が10年と非常に長くなります.メンテナンスの省力化が図られますが,これらの形式は非常に長い期間使用されることになります.
https://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000043132.pdf
今回は動画を用意しました.
長野市周辺の鉄道関連で見ておきたいものがありますので,次回はそれを取り上げます.
続く