レアコンテナが登場 TOMIX 2024/7 | 金屋代かずおのお部屋

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周防大島町を拠点に鉄道旅行・鉄道もけいの活動を行っています.

 

製品が少ないコンテナが久しぶりに登場

(画像は過去製品です)

 

1/11,トミーテックは2024年7月に発売する予定のTOMIXブランド製品などを発表・受注開始しました.早速見て行きます.

 

  1枚目

かねてから製品化が告知され,「トミーテックLIVE」で開発状況が逐次報告されていた「東武N100系」がついに受注開始となります.6両編成の模型としては高額に見えますが,報告されていた通りのこだわりの出来,室内灯標準装備でかなり満足感が高い仕上がりになると思います.

 

  2枚目

こちらも予告されていた400系です.7両・旧塗装で,400系の模型として懸念点の一つであった先頭車は新規金型で作り直されます.

 

 3枚目

湖西線開業50周年を記念するということで,113-700系が登場時の4連2本の姿で登場します.113-700系独特の車体は新規制作です.かなり形態が異なりますが,113-700系は広島地区でも使用されたことはあります.

なお,実車の方で「113系を使用した湖西線開業50周年記念列車が走る」などという話ではありません.

 

  4枚目

  • 中央線快速電車の209-1000系が登場します.
  • 「はこだてライナー」が仕様変更再生産されます.なお,増結セットは再販されません.

  5枚目

  • 3色更新色のEF65-0が製品化されます.
  • 被牽引車は,ワム80000・ワム380000・コキ350000による,東海道本線の紙輸送列車を再現できるセットとなります.
かなりの良企画であると感じました.特に,KATOで2022年5〜6月に発売されたワム280000・380000のセットをお持ちのかたは,このセットを追加することでワムが36両にもなる壮大な貨物列車が組めてしまいます.また,他の貨車を連結するベースとしても好適です.
筆者としてはこの製品を元に16番で再現することを目標にしたいところですが,実は,この製品には出回りが少ない「JR仕様のC36型コンテナ」が含まれています.元の「JNR」マークを消去してその跡に「JR貨物」と書かれたタイプ,製品には含まれていませんが,「JNR」から「N」を抜いたタイプなどがあったようです.1990年代前半の貨物列車には欠かせないです.

 

 

 

 

鉄道模型ファンが製品の検討を行う際,購入に値する製品が発表された際に「被弾」という表現をすることがあるのですが,筆者としてはこの文脈で「エラー」をすることになったようです.

 

  6枚目

EF210-300で,新鶴見機関区に所属する車両をモチーフとした製品が追加されます.こちらは本務機運用を前提に,トラクションタイヤがついた状態で出荷されます.

18D・V18Bコンテナが5個入りで再登場します.

また,以下の製品が再生産されます.

  • EF510-301
  • コキ107増備型・西濃運輸コンテナ
  • コキ5500 コンテナあり・なし

 

 

  7枚目

16番の「トワイライトエクスプレス」が再販されます.客車10両で131,240円の値段がつけられたこの製品も含めて,日本型16番製品はそれ相当の高級品であり,現在,筆者の16番への信心はこの製品の購入を容易に検討できるほど高くはないです.

 

  再生産品

上述の貨物列車関連のほか,「Nゲージ」の,ED79(シングルアームパンタグラフ)と,北斗星用増結車4製品が再生産されます.

 

  ジオコレ製品(6月・抜粋)

バスコレクション33弾に中国JRバスが含まれます.

そして,713系「サンシャイン」が鉄コレで登場します.

金型が事前にあるので仕方がないところですが,713系はJR九州で最後の「東海顔」の車両です.TOMIXで製品化できなかったのかと思ってしまいます.

 

 

 

以上となります.

JR仕様のC36型コンテナについては,16番も含めてぜひ単品販売を希望したいところです.