2023/11/26 大糸線雪月花その2 食事・大糸線の季節変化 | 金屋代かずおのお部屋

金屋代かずおのお部屋

周防大島町を拠点に鉄道旅行・鉄道もけいの活動を行っています.

 

季節が移り変わる瞬間を楽しむ

 

これまでの旅路

 

 

「大糸線雪月花」2記事目です.

 

列車が次々と山中の駅を通過し,中土駅を通過します.中土駅はJR西日本が管理している駅で最も東にある駅です.

車内はこのような開放的な空間が広がっており,照明は間接照明で車内は薄暗いです.室内の照明は基本的にテーブルライトが担っており,模型的に考えると「室内灯未装備・テーブルライト装備」でも間違いがない印象になっています.

なお,ET122系1000番台の鉄道模型製品は,KATO・TOMIXなどの「プラ製Nゲージ量産品」はもちろん,天賞堂・カツミ・エンドウなどの総じて高額である「金属製16番」も含めて未登場です.それどころか,ET122系1000番台の模型タイプのグッズは下記の目覚まし時計しかありません.

(2023年11月現在は品切れのようです)

 

この日の運行予定はご覧の通りになっています.

 

  食事

「えちごトキめきリゾート 雪月花」では沿線の人気店による料理も魅力です.今回のような臨時運行であってもそれは変わらず,えちごトキめき鉄道の社員であるアテンダントの方が案内してくれます.本日は糸魚川市能生の「割烹・汐路」が料理を担当されました.その内容がこちら!

一の重は紅ズワイガニをふんだんに使ったちらし寿司です.もはやちらし寿司というより「カニ重・カニ丼」というべき内容です.ここまで実がぎっしりと詰まっているカニ料理は滅多にお目にかかれません.

二の重は「くびき牛の炭火焼きステーキ」「丸茄子田楽」「秋鮭の揚げ煮」「栗の渋皮煮」でした.ステーキもさることながら栗の渋皮煮が独特の食感で印象に残る料理になりました.

三の重はのどぐろの塩焼き・もずく酢・甘エビ焼き・本バイ貝焼きです.一見するとサザエにも見えました.

いずれも地元産の食材を自家製・無添加にこだわって調理した逸品となっております.この料理だけでも5千円は下りません.

また,ウェルカムドリンクとしてスパークリングワイン(またはソフトドリンク)が,旅行代金の中に含まれている形で用意されます.

 

  糸魚川市へ

食事に手をつけると,新潟県糸魚川市に入りました.平岩駅は糸魚川市ですが,駅周辺は姫川が県境となっており,対岸に姫川温泉の旅館などの施設がある格好になっています.

旅館の方々も,この列車に大きく手を振っていらっしゃいました.

姫川は石が目立ち,ここから多くのヒスイが生まれてくる格好になります.画像にはパトカーが写っており,列車が安全に運行されるようにサポートしています.

水力発電も盛んです.

トンネルや洞門,橋も次々と通過します.この区間は戦前に開通し,苦労がしのばれるというものです.

この日は大糸線沿線の蔵元の日本酒が「雪月花」に卸していたためオーダーしてしまいました.あっさりと飲みやすかったです.

明星山には夕陽が綺麗に映っていました.

根知駅が近くなりました.この「袴岩」は上流から転がり込んだ岩の中では最大ではないのかと言われています.申し訳ありませんが,筆者はその辺りは詳しくないので,詳しく解説しているサイト様を紹介させてください.

 

 

根知駅の周辺には雪が降り積もっていました.後で紹介しますが,11/25の糸魚川市は大荒れの天気でした.その関係で一気に季節が進んだのでしょう.北陸の冬が厳しいものになることを予感させる出来事でした.

 

次回の記事は,大糸北線で唯一列車交換が可能な根知駅から,余裕があれば糸魚川駅までと取り上げていこうと思います.

 

続く