西鉄の観光列車からJRの観光列車へ乗換え
これまでの旅路
「水都」から「SL人吉」へ
大牟田駅で,西鉄の観光向け改装がなされた「水都」から「SL人吉」へ乗り換えができることは以前も当ブログで紹介しておりますが,意外と注目されていない印象があります.
前回は「SL人吉に乗る」を意識しましたが,今回は「水都から乗り換える」を意識した内容としています.というより,今回の旅程が本来やりたかったことです.
注目度が低い理由として,JRと西鉄の大牟田駅は同じ構内にありながらやや離れていること,途中に西鉄の4番のりばに各停電車が止まっていることが挙げられれます.跨線橋に移動距離が短くなる出口がありますが,駅舎間の距離の関係で,「SL人吉」→「水都」に最速で乗り換えるのは事実上不可能です.「青春18きっぷ」の場合はその出口も使えません.ご注意ください.
この画像には「SL人吉」の車両と「水都」の車両が同時に写っていますが,いずれも黒基調の塗装でわかりにくいかもしれません.
筆者はこの日のSL人吉に乗車しますので,早速,車内から先に発車する「水都」を撮影します.
見送りを受けますが,専ら「SL人吉」にだけ目を向けられていました.JR九州も西鉄も,ライバルはもはやお互いだけではありません.一致団結して,自家用車利用や他地域の観光利用と争っていかないといけないのではと思ってしまいました.
「SL人吉」は新栄町を通過(そもそも駅はありません)後,程なく西鉄と分かれます.
筆者にとって「SL人吉」はこれが最後の乗車になるでしょう.実際に利用しないと体験できないその乗車感覚を味わうことにします.
続く
D51 200について
「SLやまぐち号」用のD51 200が修繕を終えて新山口駅にやってきました.
https://rail.hobidas.com/rmnews/473818/
営業運転としては11月まではDLでの運転となりますが,今後の試運転の結果によっては,早ければ12月ごろからSLでの運転が復活しそうです.
「SL人吉」の運行が終了すると「SLやまぐち号」への期待が高まります.ややフリースペースが少ないことと,車内での弁当の販売がないことが気になります.「やまぐち号」に乗車する際は,新山口駅の1番のりばの臨時売店で弁当が購入できます.