2023/5/27 その3 HAPPY PARTY BUNGOMORI | 金屋代かずおのお部屋

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周防大島町を拠点に鉄道旅行・鉄道もけいの活動を行っています.

 

空気がおいしい駅

 

これまでの旅路

 

 

 

豊後森駅に到着です.

豊後森といえば機関庫が有名ですので早速入っていきます.下車後,大分方に数分歩くと入り口があります.

 

    

そこには9600型29612号機が綺麗な姿で待ち構えていました.この機関車も,近隣の保存蒸機同様,江口氏・入江氏を中心とする汽車倶楽部の皆様によって整備されています.

 

    

そして使用されなくなった扇形機関庫とターンテーブルがあります.近づくのはこれが限界です.

 

    
ミニ鉄道もあり,一部の日程では実際に乗車できます.扇形機関庫こそありませんが,豊後森機関区を思わせるターンテーブルが鎮座しているのが特徴的です.

 

    

そして,「豊後森機関区ミュージアム」なるものがあり,入場料100円で入ることができます.グッズもここで売っています.

 

 

内部の画像は公開しませんが,この「豊後森機関区ミュージアム」,沿線の歴史的な資料の展示や,プラ版の加工体験など幅広い年代で楽しめる施設になっています.目につくのは「ラブライブ!サンシャイン」関係グッズですが,これは2017年に発売された楽曲「HAPPY PARTY TRAIN」のMVに,豊後森機関区を思わせる光景が登場したためであり,以降,この作品のファンの方も多く来訪されたという経緯がありました.実は筆者は詳しく知りませんでした.この作品はJR東海でタイアップした臨時列車を設定したところ,誤って「えきねっと」「e5489」で販売されず,「みどりの窓口」での販売だけで完売になったという根強い人気があります[1].

とりあえずMVをここに紹介しておきます.

 

 

 

    

豊後森駅からは「ゆふいんの森」を代走する「ゆふ73号」に乗りました.ミュージアムの関係者

からは,列車に手を振っていただきました.

 

豊後森より先 

 

 

由布院そのものが大人気観光地であるため,「ゆふ73号」も4両編成の列車が指定席3両が満席・1両の自由席は立ち席が出ている状態でした.

    

豊後森を出て,由布院駅の手前には「水分トンネル」という長いトンネルがあります.

 

筆者としては豊後森駅にもSLを復活させて欲しいという思いはありますが,実際の運行を考えるとこのような長大トンネルでの避難などの問題,そもそも「SL人吉」が引退する今九州で動かせるSLがあるのか,何を引かせるのか,豊後森のターンテーブルは動くのかという問題が山積みです.

    
九重山が見えると由布院に到着です.そして,大半の乗客が降ります.

 

    
由布院から先は大分川に沿って走ります.

 

    
大分駅に到着です.

 

    

大分駅で買い物をした後,「ソニック」で別府を目指します.「みんなの九州きっぷ」では短距離移動でも特急利用ができるので便利です.

 

[1]:

https://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000042722.pdf

 

続く