(「WE銀河」の旅の目的地の一つ,熊野速玉神社)
これまでの旅路
「WE銀河」は新宮に到着しました.新宮市では「WE銀河」に合わせて様々な企画が用意されていますが,筆者は「熊野速玉神社」のガイドツアーを選びました.「WE銀河」の利用の方は無料で参加でき,パンフレットにも記載されるなど,まさしく「参加してください」と言わんとばかりの設定でした.早速出発しましょう.
徐福公園
熊野地域一帯はかつてから中国などからの渡来があり,「徐福公園」にはそのうちの一人「徐福」の墓があるということで,新宮市ではこの公園・新宮駅を含む地域一帯の地名となっています.入り口には楼門が設置され,新宮駅からもよく見えて目立ちます.
西村記念館・チャップマン邸
新宮市出身の建築家西村伊作氏設計による自邸と,同氏設計で宣教師チャップマン氏が居住した住宅があります.いずれも貴重な住宅です.
この間で紀勢本線を通ります.架線があり,まだ新宮駅構内の扱いの区間と思われます.
その後,新宮城跡入り口・丹鶴商店街・国道42号線を通っていきます.
熊野速玉大社
歩くこと約30分,熊野速玉神社に到着です.
入ってすぐ「八咫烏神社」があります.
国の天然記念物である梛の木です.この木の葉はお守りとして使われており,実際に筆者も受け取りました.
この先に本殿があります.
熊野古道は2004年に世界遺産に指定されました.太古の昔から人々はここに集まって願掛けをされていたことがよくわかります.
境内に紹介されている参詣曼荼羅によると,新宮市内には熊野川河口近くに「阿須賀神社」,さらに奥には坂が急であることで知られる「神倉神社」があり,あわせて参拝しているということです.しかし,筆者には次の目的があります.ここで新宮駅へすぐに戻ることになります.
なお,この続きは後日掲載します.次の記事は「【特集】芸備線・木次線」の内容も含めて考えようと思います.
続く
ところで
「八咫烏」「速玉」などから,熊野速玉神社など熊野三社は「サッカー」に連想されやすく,実際にサポーターやサッカー関係者が参拝している光景もよくあります.
この日(10/22)は,ルヴァンカップの決勝戦,サンフレッチェ広島vsセレッソ大阪が行われており,見事サンフレッチェ広島が勝利,優勝を収めました.おめでとうございます.
スポンサー企業の食品を使ってひっそりとお祝いをしておきました.
また,このたびのワールドカップにおいても,2015年シーズンにサンフレチェ広島を率いて・活躍した森保一監督・浅野拓磨選手らの活躍により,強豪国と言われたドイツ・スペインに勝利,前回大会の準優勝国(で,後にブラジルも撃破する)クロアチアに対してPK戦で涙を飲んだものの,日本代表の活躍は全世界に刻まれました.お疲れ様でした.