(広がる太平洋の大海原)
これまでの旅路
いよいよ「WE銀河」の旅も終わりを迎えようとしています.紀伊勝浦〜新宮は何と言っても車窓の太平洋が魅力ですので,これだけで記事にします.
まずは宇久井駅周辺です.この周辺に限らず,今回の「WE銀河」の紀南方面運行では,車窓から海がよく見えるように各地で草刈りなどが行われました.素晴らしいことです.
この時点ではグリーン車のフルフラットは元に戻しており,備え付けのクッションは背中に挟んで使っていました.「伊予灘ものがたり」を思い起こしました.
そして新宮市に入ります.この辺りには徐行区間がありますが,
そこを抜けると東側に砂浜と海岸線,水平線が見えます.「王子ヶ浜」と言われるこのあたりは撮影でも人気のスポットです.
出発から12時間以上,ようやく新宮駅に到着しました.
新宮駅には留置線があり,「パンダくろしお」やJR東海のキハ25型などの姿も見られます.
新宮は元から林業が盛んで,この区間の紀勢本線は元々「新宮鉄道」として建設された区間です.画像にはありませんが,新宮駅では鉄道グッズを販売しており,ここで国鉄の制帽を購入しました.
これです.
さて,新宮からの行動として,駅近くにある観光案内所で「銀河パスポート」を提示して特製のクリアファイルを入手し,荷物を預けます.行程としては例えば日本最長のバス路線として知られる奈良交通の「八木新宮特急バス」にも接続しますが,「WE銀河」の乗車の方を対象に熊野速玉神社をガイドするツアーが実施されますので,参加することとします.参加費は「WE銀河」の利用者は無料です.
列車の企画の趣旨からすると,このガイドツアーに参加して熊野速玉神社を参拝することが「WE銀河」の趣旨と感じました.従いまして,このガイドツアーも「WE銀河編」として扱います.
続く
お知らせ
- 「第45回鉄道もけい展示会」の来場者は15名でした.ご来場いただきました皆様,誠にありがとうございました.
- いよいよ明日12/11,阪急6300系による京都線「快速急行A 京とれいん」が引退します.