2022/10/23 阪急編その2 引退間近の「京とれいん」に乗る | 金屋代かずおのお部屋

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周防大島町を拠点に鉄道旅行・鉄道もけいの活動を行っています.

(往年の名車が最後の活躍)

 

これまでの旅路

 

 

 

阪急編のその2にして,阪急編を実行するに至った最大の要因となります.淡路駅に戻っており,乗る列車は京都本線では唯一残った6300系の「快速特急A 京とれいん」です.

阪急6300系といえば,京阪3000系(最後の一本は「8000系30番台」に変更)とともに70年代の関西私鉄を代表する名車であり,その後国鉄117系とともに京阪区間で熾烈な競争を繰り広げていました.この度,2022/12/11をもって,「京とれいん」が引退します.この点では一度見ておきたかった車両です.

では早速乗車することとしましょう.「京とれいん雅洛」の元となった畳敷き椅子は中間の3・4号車にありますので,ここはあえて原型の転換クロスシートの雰囲気を残す,6号車を選択しました.乗車時間が短く,1両のみを選択して乗る形です.

もちろん,この列車にも特別料金は必要ありません.

 

6354F「京とれいん」 

ブラインドは下から上げるアルミサッシです.既にこの時点でレトロ感を感じさせます.

車内はご覧の通り,普通の転換クロスシートです.

モケット柄も工夫されており,この車両が非日常の旅を演出するということは感じられます.この車両の成功があって,優秀な後継車「京とれいん雅洛」に繋がりました.

時代の変化には対応しきれておらず,ホームドアに対応していないという理由で十三駅は通過となります.それ故に「快速特急A」と種別で区別されています.実際には運転停車します.

 

大阪梅龱駅にて 

大阪梅龱に到着しました.種別の表示にも「十三通過」が書かれています.

多くのシャッター音に囲まれ,折り返し多くの観光客を乗せ,京都へ向かいます.

 

筆者としては時間の関係もありそのまま帰路に着き始めますが,この大阪梅龱駅では本当にさまざまな車両と出逢いましたので,もう1記事書くことにします.

 

ありがとう!京とれいん!

 

続く

 

(この記事が「阪急編その3」です)

 

 

動画 

12/11に引退し,筆者においても動画を追加しました.