2022/9/23 第3章その3 ふたつ星4047・南行 その2 | 金屋代かずおのお部屋

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周防大島町を拠点に鉄道旅行・鉄道もけいの活動を行っています.

(チタンが輝く)

 

これまでの旅路

 

 

「ふたつ星4047」は肥前浜駅を出て,鹿島市を抜けた後,つい前日まで多数の特急列車が走っていた線路を,この日唯一の特急列車として,有明湾沿いの長崎本線を下ります.

 

  太良町

太良町の中心部である多良駅に到着です.ここでは潮の満ち引きがはっきりとわかりやすいらしく,「月の引力が見える町」とアピールされています.幸せの鐘を鳴らすように促されていました.そしてここでも,多数の資料をいただきました.

筆者が取れた席は多良岳側であり,あまり眺めが良いとは言い難いです.従って食い道楽となります.とはいえ,この地域の入り江は線路を越えて入ってきており,多くの見送りの皆様が集まっていました.この地域では泥が多い気がします.

肥前大浦駅は停車駅ではありませんが,こちらでも多くの住民の方々が集まっていました.

  諫早市

その先の土井崎信号所からは長崎県に入ります.昨日の今日ですのでもちろん架線は撤去されていません.

小長井駅では地元の中学生がかわいらしいトートバックに,自作の観光案内地図などを入れて乗客に配布していました.このようなレンジャーも登場していました.

筆者はこっそり「はやとの風」の記念乗車証を持っていました.そして,「TWO STARS 4047」のスタンプを押しました.筆者が行いたかったことの一つです.

 

「はやとの風」が改造されて「ふたつ星4047」になったのです.

 

また,「4047弁当」の中身はこんな感じです.肥前浜の日本酒と楽しみたかったのですが,テーブルのスペースがありませんでした.

西九州新幹線の高架が見えてきました.

諫早駅でも大きな注目を浴びました.

この日は運行初日ということもありますが,ここまでの道中で,多数の資料のほか「みかん」「紅白餅」「祝開業と書かれた記念の九十九島せんぺい」など多くのお土産物をいただきました.それは良いのですが,車内で弁当やアイスソルベなどが出る列車内で多数の食品をいただいても食べきれない可能性がある現実があります.

 

  長与経由旧線

「ふたつ星4047」は南行・北行とも,大村湾がよく見える長与経由旧線を通ります.

南行の場合は,有明線区間での我慢はここで実ります.

長崎空港へ降りてくる飛行機が見えます.西九州新幹線の開業により,長崎空港と長崎市は少し近くなりました,が,直通のバスを使う方が便利でしょう.

一羽の鳥が見えましたが,カモメでもカササギでもないと思います.

この区間で乗客に飴が配られました.

長与駅を越え,長崎県営野球場が見えるといよいよ長崎市中心部です.

「ふたつ星4047」では浦上駅は運転停車となります.前日までほぼ全ての特急が停車していた浦上駅も,この日からは一切特急が停車しない駅になりました.

長崎駅に到着です.折り返し列車の出発式の準備がなされていました.

長崎駅5番のりばからは新幹線車両がよく見えます.

 

そして,長崎駅ではこれから,この日最大の盛り上がりを見ることになります.

 

続く

 

 

 

この頃,ブルーインパルスが長崎市へ向かっていました.しかし,長崎市のこの日の天気は??

 

※この記事は予約記事です.明日10/22の記事内容は既に決まっており,この記事の続きの内容ではありません.