下関EF65・ダブルパンタE129系が登場 KATO 2023/2 | 金屋代かずおのお部屋

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(5度目のキービジュアル起用)

(今回受注開始となる製品と編成が異なります)

 

2022/9/30 9:00(11:00ではありませんでした),KATOは主に2023/2に発売する製品を発表・受注開始しました.早速見ていきます.

 

  E2系J66編成 200系色

登場前から大きな話題となり,模型製品化されるだろうと思われていた,200系色を纏ったE2系の編成はKATOからの製品化となりました.東北でも上越でも使用されており,併結するE3系は2021/12(旧塗装も先日)にちょうど発売されています.

模型ではスロットレスモーター採用となっており,E3系を併結した場合は協調しない場合があります.

筆者としては連結器カバーの隣に,200系のライトを模したマークをつけることはできなかったのかと思ってしまいます.

こちらは3月発売予定です.

 

  EF65 1000 下関総合車両所

JR西日本仕様のEF65はTOMIXでは定番の製品となっていましたが,KATOでも製品化されることになりました.企画意図は後述の35系4000番台やD51 200の回送の再現です.グレー台車・クリアテールライトの他,助手席側のスポットクーラーも再現したまさに現在のEF65を再現しています(そしてそれにより牽引できる車両が限定されてしまいます).模型としてもスロットレスモーターを採用しており,最初,かつ2022年にも再販された「3061-1」と比較すると1,100円もの値上げとなりました.ここまで高額ですととりあえず1両用意しておくか,という程度です.この機関車を企画するのであれば「なは」や「宮原の12系」が見たかった気がします.

 

TOMIX製品はこちらになります.

 

なお,35系4000番台は山口線 新山口〜津和野以外では「2021/10/17 山陽本線 下関〜柳井」でのみでの営業運転となっています.

この機会にKATOでも1124号機を見たかったという思いはあります.なお,1124号機はこの後全般検査を受け,「トワイライト色」を維持しています.

 

 

なお,「D51 200」「35系4000番台」も同時期再販予定です.35系4000番台は床下がやや明るい黒となっていたこと(間違った色ではないです),実車が運行日によってサボの色が変わる・サボのフォントが変更になっているところ,サボが印刷済みであることはそのまま再生産であると思われます.筆者は初回限定品(機関車+客車のセットで特製スリーブ付き)を持っていますのでここで記事を紹介します.

 

 

 

  E129系しなの鉄道SR1系

E129系はベースモデルが未発売(2022/10発売予定)であるにもかかわらず異例のバリエーション展開となりました.この車両の人気を伺うことができます.

 

E129系は霜取り用の「ダブルパンタ」の編成が用意されます.豪雪地帯では必須となるものです.

そして,早速「しなの鉄道SR1系」が製品化されました.今回は赤ベース・シングルパンタの「300番台」,有料列車に対応した青ベース・ダブルパンタの「100番台」が登場します.100番台は実車のデュアルシートが再現されておらず「ホビーセンターカトー」扱いの製品です.

  その他の製品

 
 
今回は地域が分かれており,「必要な製品が全て買える」程よいポスターとなりました.製品同士の連携を図って一度に多くの製品を出荷しても,ユーザーは買い切れません.買えなかった製品は何年も延々と探すことになるのがこの業界の製品集めではよくあることです.
しかし,新潟の車両を集めている方にとっては今回は大変かもしれません.筆者も申し訳ありませんが「しなの鉄道SR1系」を諦める格好となってしまいました.KATOの決算は5月,この後に重要なモチーフの製品が発表されることは容易に想像できます.

 

記事追記のお知らせ

以下の記事に追加しました.10/20〜23のには防府市の「アスピラート」でも鉄道模型コンテスト作品が登場することを追記しています.また,「鉄道模型コンベンションin長州」の入場は全て無料です.

 

 

 

※この記事は9/30 12:30ごろに「速報」記事として作成した記事を継承しています.