(とやまの魅力たくさん)
この記事を書いてはや5日立ちますが,この間加工方法を検討したり,ブログの論調上優先するべき記事を書いていたため,遅くなりました,まずはこの「とやま絵巻」を紹介します.
共通加工内容
記事執筆段階で以下の加工は,トキ鉄の413系共々行っています.
- クモハ413のジャンパ線撤去;製品にはジャンパ線3本のパーツが取り付け済みとなっていますが,実車は1本であること,ジャンパ線受け部分のボディは別パーツで接着されている格好となっており外れやすいことから撤去しました.
- 先頭部TNカプラー化;製品はダミーカプラーですが,今後の展開に備え連結できるようにしました.
- 中間部もTNカプラー化;以前発売した「配管付き・密連型TNカプラー」を用いてTNカプラー化しました.実車の配管は海側(あいの風とやま鉄道線基準;以下同様)にしかありませんが,配管をカットする加工は行っていません.
クモハ413-3
海側に入善ジャンボスイカ・おわら風の盆,山側にバイ貝・ベニズワイガニをあしらっています.ヘッドマークは製品に印刷済みのマークと両面テープが入っているほか,シールにも収録されています.
モハ412-3
海側に呉羽梨・越中だいもん風まつり・チューリップ・五箇山の合掌造りを,山側に白エビ・ますの鮨・ホタルイカ・かまぼこをあしらっています.模型では動力車です.今回の413系は検電アンテナや配管が金属線になりより実感的になりました.
クハ412-3
海側に高岡御車山祭・メルヘンおやべ源平火牛まつりを,山側に氷見の寒ぶり・海王丸があしらわれています.どうやら,あいの風とやま鉄道の521系と同様のコンセプトで,見る先を示すシンボル,つまりは海側には植物や祭り,山側には海産物や船を描いているようです.クハには幌がついていましたが,「とやま絵巻」は通常3両編成で走るためホロはついておらず,外しました.
また,信号炎管は黒となっています.時期によっては黒の塗装が剥げて下地の新新北陸色由来の青になっていることがありますが,ここは本来の姿である黒となりました.
なお,実車同様窓面にもラッピングがなされて製品状態では分かりにくいですが,各車のシートも実車と同じ色になっています.
マイクロエースならではの精密印刷が光る良作ではないかと思います.製品化されてよかったです.
実車の画像は以下をご覧ください.
ところで
台風14号が9/17〜9/19を中心に近づいています.日本列島に近いコースを辿るため大きな被害が出る可能性があり警戒が必要と言えます.
すでに鉄道関係でも以下のような影響が出ています.
- 9/19(月)発 瑞風 山陽上りルート 運休
- 9/17・18 西九州新幹線試乗会 中止