2022/5/5 第1章その1 413系観光快速・田島塗り・越乃Shu*Kuraに乗る | 金屋代かずおのお部屋

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周防大島町を拠点に鉄道旅行・鉄道もけいの活動を行っています.

(413-6編成に413-4編成のクハを差し替えて組成)

これまでの旅路

 

 

大変お待たせいたしました.「【旅行記】2022/5 あいの風413系」を再開します.ただし,「5/5 第1章」の舞台は「あいの風とやま鉄道」ではなく「えちごトキめき鉄道」です.せっかく来たので妙高はねうまラインの列車を乗り倒してしまおう,という算段です.

413系「観光快速」

まずは上越妙高発9:00の快速列車に乗ります.この列車は413系で運転されており,元JR西日本車が元JR東日本線を走るという列車です.通過駅は北新井駅のみです.2022年度ダイヤで新たに春日山・南高田に停車し,上越市内の輸送も担います.413系からまだ残雪が残り「はねうま」も出現する妙高山の光景を見るのは不思議に思いました.

 

 

 

車内には「四五五神社」が設置されており,この車両の維持費を募っています.トキ鉄は2021年度,営業損失6.6億円を大きく上回る新潟県・沿線自治体からの補助金が交付され,黒字決算となっています.しかし「車両の維持費が嵩む」などの課題があり,この車両の維持費は非常に大きいのではと思ってしまいます.実際に交番検査をあいの風とやま鉄道に委託しているようです[1].筆者も,予定外ではありましたが当日発売の「455の日記念切符」を購入しました.

春日山と南高田に停車するようになったので,ステップが埋められています(6/12追加).

車内はやや変化があり,元鉄道職員YouTuber「綿貫渉」氏の著書(掲載終了)や,後述の「田島塗り」のスポンサーである「田島ルーフィング」の広告が設置されていました.

クハ455-701においては,2022/5に「いちごトキめき鉄道」と称していちごスイーツを提供することになっているため,いちごを意識した装飾がなされていました.

新井駅で降ります.車両の運用上,ここで,前日「直江津発長岡行き終電」で使用されていた6両編成のET127系列車と交換します.

なお,この413系を使用する「観光急行」には2021年度,予定の1.6倍となる約2.3万人が利用されたとのことです.急行券の単純計算で約1.1千万円を稼いだことになります.「朝から夕まで455」「ホリデーツアーパス」や多数のグッズ販売があるためもう少しは稼いでいるのではと思います.妙高はねうまラインの快速では急行券は必要ありません.

田島塗り編成

乗った列車には「田島塗り」のV1編成が用意されていました.

並んでいるところを撮ることもできなくはなかったですがこれをすると列車が遅れてしまいます.従ってこれで代用します.

内装は至って普通です.

上越妙高で降ります.「田島塗り」編成は2両でリベットのあるなしが描き分けられています.

越乃Shu*Kura

※この乗車は事前にえちごトキめき鉄道・東日本旅客鉄道に,乗車可能であることの確認をとって行っています.

待つこと数分,「越乃Shu*Kura」がやってきました.ぜひ乗っておきたかった車両の一つです.えちごトキめき鉄道のみの指定券は発券しておりませんので,事前に直江津の次の停車駅「潟町」までの指定券を用意しています.

スジとしては先ほどの「観光快速」と「しらゆき2号」の間で回送されます.

車外から見てもなかなかの豪華さが感じられます.この編成の前回全検は2019年3月です.

ヘッドライトはLEDに改造されています.2号車のライトも改造されていますが,

3号車の連結面側のライトは改造されていません.

一般の方は最も新潟駅寄りの3号車を利用できます.特急列車のようです.

ラウンジコーナーもあります.酔っ払ったら横になる方も出てきそうな感じはします.

通路はこんな感じです.

2号車はバーカウンターとなっていますが,このご時世ではこの車両での飲食はご遠慮ください,ということになってしまってしまいました.飲酒を安全に楽しむということがいかに大変であるかがよくわかります.

1号車は「びゅう」旅行商品でのみ乗車できるボックスシートとなっていますので,この位置からちらっと見ることにとどめます.

「越乃Shu*Kura」の停車駅には専用の駅名標が用意されています.

それでは,駅員に見送られ出発します.

高田駅で「雪月花」の回送列車と交換します.その「雪月花」は上越妙高で先ほどの「観光快速」と交換します.

直江津に到着しました.「越乃Shu*Kura」の旅はある意味始まってもいないと言えますが,ここで降ります.

この日に山口県まで帰らなければなりません.飲酒も我慢です.

 

続く

 

 

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この訪問の経験があったために行った行程と言えます.

 

 

 

[1]:

https://www.torizuka.club/2021/06/25/ムフフ・・・ですよ%E3%80%82/