(新旧「トワイライトエクスプレス」が並ぶ)
この編成が本当に山口県に現れた,ちょうど5年前の衝撃と,駅の賑わいを忘れることはできません.
本日は,TOMIXから模型化された,「特別なトワイライトエクスプレス」を紹介します.
「特別なトワイライトエクスプレス」は,第三編成をベースに,3両の「スロネ25 500」を集結,4両・最大43名のみを募集するツアー列車として運行されました(「ロイヤル」は2名利用です).
ちょうどTOMIXではもともと第一編成(車番変更で第二編成にも仕立て可)を,当時「さよならトワイライトエクスプレス」として第三編成を製品化していましたところ,今回の特別なトワイライトエクスプレスも,期待を裏切らずに,運行終了後の2016年7月に製品化されました.
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電源車 カニ24 14です.これがないと列車サービスを行うことができません.荷物室スペースには予備の椅子などが積まれていました.
7号車のオハネフ25 503です.「特別なトワイライトエクスプレス」では食堂・各種サービスのスタッフ寝台車として使用されました.筆者はつけていませんが,幌枠のパーツも付属しています.
6号車のスシ24 2です.第二編成の車両を使用しており,模型では細部が異なります.
かつてのランチタイムやパブタイムで行列ができていた通路は,「特別なトワイライトエクスプレス」では立ち入り禁止になっていました.
5号車のオハ25 553です.この車両ならではの内外装の差異はもちろん再現されています.また,電話アンテナも付いています.
4〜2号車はスロネ25 500の503,502,501号車がこの順で並びます.なかなか壮観です.通路側の窓配置も,503号車は作り分けられています.
1号車はスロネフ25 503です.山陽・山陰コースとも米原・敦賀方に連結,上り列車ではひたすら機関車が見える格好となります.
模型のケースにはこの車両のイラストが描かれています.
主な牽引機
山陽本線内ではEF65が使用されていました.格好は良いですが,特に「琵琶湖一周」がなくなった後では,トワイライトエクスプレスとしての統一感がなくなっていたのも事実です.実際に,「ブルートレインの機関車がなぜ引っ張っているのか」と,筆者の知人から尋ねられたこともありました.
その後,2015年12月からは,1124号機を塗り替えて運用させました.「トワイライトエクスプレス」は廃止以前から臨時列車で山陽線を通ることが多くなっていたので,もっと早く用意されても良かったのではと思います.
Yahoo!ブログ時代の記事を紹介しておきます.
山陰本線はDD51が牽引します.実は山陽本線の瀬戸駅で機関車交換が行われていました.伯備線は重連で運用されていました.
JR九州線にも入線したことはあります.KATO製品を使っていますが,実際には「特別なトワイライトエクスプレス」と同じタイミングで,TOMIXからも発売されました.前後して「DF200」「キハ143」など,明らかに発売されたモチーフが本命でないと思われる製品が発売されていましたが,今後の展開はあるのでしょうかと,今でも思っています.
なお,TOMIXの黒色DE10は,現在となっては,最初に塗り替えられた「1753号機」が再現できるのが差別要素となります.
8両と手頃であり,それなりには出番があります.
この列車を意識して,通常のトワイライトエクスプレスも,1・2・3・4・9号車を繋げて走ることも多いです.
製品としては,通常のトワイライトエクスプレスの基本セットと組み合わせて使用する,廉価版ともいえる「増結セット」もあります.