最近発売されて,比較的反響が高かった記事,「マイクロエース A0302 マヤ34-2009 & カトー 10-1534 DE10 JR九州仕様」を先行移転します.
メーカーが異なり・企画意図も異なると思われる,同一車両基地所属の車両が,まさかの同時期発売です.
まさしく,この編成を再現してくださいと言わんとばかりです.
マイクロエースの久しぶりのマヤ34の製品は,九州の2009番となりました.2009番ならではのヘッドライトも再現されており,点灯します.台車3台など作り込み箇所が多い形式にも関わらず,価格は現在のマイクロエースにしては安価に設定されています.実際に見たこともあったため,予約しての導入となりました.
また,「ななつ星in九州」に合わせ,トミックスに続きカトーからも,JR九州の黒いDE10が製品化されました.こちらはパッケージや出来を見てから購入を判断しましたが,2両セットにも関わらずプラケースが1両ずつ用意されていること,「ななつ星」に合わせるためか塗装が綺麗であったこともあり,導入となりました.
トミックス製品(奥)と比べると綺麗すぎです.1753号機(最初に黒色化されて,14系客車を牽引したことがあります)以外で,黒いDE10をトミックスで何両も揃えた方には,カトー製品は必ずしも必要ないかもしれません.
しかし,カトー製品は,細い手すりにもしっかりと着色されています.
やや全面手すりが車体側に反って取り付けられていることがありますので,外側に反り返すといいかもしれません.手すりの取り付け足を調整するのも手かもしれませんが,特別企画品で予備パーツの取り寄せが面倒なこともあり,そのままにしておきます.
番号は,メーカー推奨の1209号機と,その1209号機と重連で「特別なトワイライトエクスプレス」を牽引したことがある1206号機としました.(この組み合わせで検測が行われたこともあります.)
マヤ34はキハ47に挟まれて検測する場合もあります.
また,マヤ34には,ダミーの双頭連結器など,パーツが充実しています.
いずれの製品も九州の鉄道シーンに,地味ながら欠かせないものです.意図せずこれらの製品がほぼ同時に発売されたことに運命を感じます.
※マヤ34は,レイアウトの条件によっては脱線の可能性があることと,その対処方法が,メーカーサイトで公開されています.
動画
予告
7/25 追記:
マヤ34-2009は早くも再販が決定しました.その記事を作成する際,画像に誤りがありましたので差し替えました.