2019/8/17 2/3 えちごトキめき鉄道日本海ひすいラインの車両たちと筒石駅 | 金屋代かずおのお部屋

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周防大島町を拠点に鉄道旅行・鉄道もけいの活動を行っています.

目次 前回

 

8/17は,かねてからゆっくり見てみたいと思っていた新潟県糸魚川市に滞在していました.市内中心部だけでも見所は多数ありますが,今回は北陸本線えちごトキめき鉄道日本海ひすいラインで活躍する車両を紹介します.

(一部の画像は8/18に撮影しています.)

 

イベント兼用車両

いきなりですが,イベント兼用車両を紹介します.というのも,この日はイベント兼用車両が2両とも運用に入っていたからです.

「3市の花」号です.黄色ベースに沿線の都市の花「妙高市のシラネアオイ」「上越市のツバキ」「糸魚川市のササユリ」が描かれている実に可愛らしい車両です.日本海ひすいラインから新井さん駅へ向かう列車は1日1本のみで,この意味でも貴重です.

能生駅から出発します.

車内はボックスシートになっています.(イベント兼用車でない車両は2+1列の転換クロスシートです.)

こちらは青ベースにカニやアンコウが描かれている「NIHONKAI STREAM」です.

(これが見たいために,フォッサマグナミュージアムに行かなかったのは秘密です)

ラッピング車

「ほくほく線」とのコラボレーションによりラッピング車があります.沿線のキャラクターも描かれています.

通常塗装

今回の旅では,通常塗装1両の列車を見ることが少なかったです.

雪月花

えちごトキめき鉄道といえば,リゾート列車「雪月花」を思い起こす方が多いと思います.大型ガラスを使用した新潟トランシス製の特製車両に,装飾品にも新潟県産品をふんだんに使用,車内サービスも沿線の名産を生かした,まさしく手作りの列車といえます.この日は糸魚川→妙高はねうまライン方面に運行される便のみが運行.しかし満席で,乗客・乗務員の皆様の笑顔が印象に残りました.この日はお盆時期ゆえに筆者一人のみでしたが,見送りも盛大に行われているとのことです.
機会があれば一度は乗ってみたいです.
 

筒石駅

日本海ひすいラインで最も特筆すべき駅は,頸城トンネル内になある「筒石駅」です.
トンネルの中にホームがあるということ自体がかなり珍しいです.乗った列車はちょうど「3市の花」でした.
ホームへの入り口にはドアがあります.貨物列車(そして過去には特急列車)の通過時にはかなりの風圧があります.通過する側のホームには絶対に出てはいけません.
もはや探検です.
地上に出ました.どんなに急いでも5分はかかります.
現在は無人駅となっており,名物であった記念入場券は,日本海ひすいラインの有人駅で販売されています.筆者も購入しました.
すぐに戻るのですが,トンネル内の分岐の先も,それぞれなかなかの距離があるので注意が必要です.それにしても湿気がすごいです.
 
JRでなくなり,走行する車種も1種(ET122)になりましたが,この路線にはまだまだ見所はたくさんあります.
 
えちごトキめき鉄道は,この9/9に,元いすみ鉄道社長で,大糸線のキハ52などを購入して観光需要を掘り起こた鳥塚亮氏が社長に就任しました.ローカル鉄道の再生についての取り組みを進めてきた手腕にぜひ注目したいです.
189系・413系・キハ52型がえちごトキめき鉄道を走ることはあるのでしょうか?
(直流電車も能生〜直江津は入線可能です)
社長就任挨拶:

http://www.echigo-tokimeki.co.jp/company/

 

関連動画

 

 

 

続く

 

3連休期間中,ブログでは今回の旅行のメインである,1930年生まれの重要文化財になっている船舶3隻(もちろん全て現存)を一挙に紹介します.港湾設備・内装・現地へのアプローチなど,鉄道との関わりも深い内容になります.

 

※この日,貨物列車を見ることはありませんでした.

 

お礼

昨日の記事「2019/8/16 4/4 中央線・大糸線を北下する」には,公開直後から非常に高い反響をいただきました.リブログをいただきまして,誠にありがとうございました.

いつも当ブログをご覧いただきまして,誠にありがとうございます.