ビタミンCの運用 3️⃣ | 【文京区】産前産後、脳性麻痺、鍼灸治療

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ビタミンCの運用 3️⃣
美肌と骨の健康

✔︎ビタミンCが肌をきれいにする
ということはよく知られた事実です

肌は身体のもっとも外側にある組織で
いわゆる壁として機能しています

ビタミンCを充分にとると、
肌のキメが整い、
白く透明感が増す体験をします

キメが整う、ということはつまり
粗くない均一な細胞が集まっていることを指し、透明感は細胞にバグが少ないために濁っていないという事が言えます
なので、毛細血管が透けて
頰の赤みも美しく出るわけです

コラーゲン繊維は
特に皮膚でも重要な役割を果たしますが、

コラーゲンを作る時には
タンパク質にビタミンCの働きが欠かせないので

コラーゲンがばっちりある
プリプリ肌になるためにはビタミンCを入れないと叶わないという事です。

風邪をひいた時、
ビタミンCをメガでいれてさえ
徐々にシワは深くなっていった体験は
風邪の治癒へビタミンCを優先させたことが伺え、ここに優先順位があることを認めることが自然でしょう

肌は一度できると後回しなんですね、
(傷の治りは別途優先されますが)

免疫細胞たちがほんの数日で新陳代謝されるのに比べて、肌のターンオーバーは約1〜3ヶ月(年代にもよる)かかることからもわかります

ビタミンCがお肌にも回りきるためには
その量を賄うために入れる必要があると

美肌が欲しい方には
お分かりいただけたら
その道は早いでしょう
併せて、タンパク質の原料も同様にいれなければならないのも
お分かりいただけるでしょう

タンパク質の具体的な量は
MEC食の提示量が参考になるでしょう

✔︎骨の健康
骨、と言って思い浮かぶミネラルはカルシウムが一般的でしょう。
それはそうなのですが、

作る時の手順という点から考えると

コラーゲン繊維を架橋して
その間にカルシウムを埋め込んでいく
事から考えると

まず
✔︎コラーゲン作り
つまり
タンパク質とビタミンCが真っ先に要求されるわけで

✔︎次にカルシウム

✔︎カルシウム量を調整するマグネシウム
✔︎カルシウムを沈着させるビタミンK(ブロッコリー、小松菜、納豆など)

などが来るわけです

したがって、
タンパク質とビタミンCが不足している中で、カルシウムを頑張ってとっても
足場がないところにいれようとしたところで、充分に入れ込めません

水増ししたコンクリートで建てた、
スカスカの、
強度のないマンションを建てるのと同じ
スカスカの骨が出来上がる
と言ってもわかりやすいかもしれません

手順はとても大切ですよね
料理でもそうです
パソコンの組み立てでもそう(やったことないけど)

この手順のようなものを
カスケード、と言います(覚えなくてよろしい

勉強を深めていくと
カスケードで体づくりやエネルギー作りが
進んでいることがわかります
手順は大事に押さえておきましょう

✔︎健康の追求
健康が人生の目的ではなく、
単なる手段の一つに過ぎないことは
今まで何度も申し上げていますが

健康にならなければいけないのではなく
生まれて携えてきた課題や、
やりたいことを
充分にすること、果たすことが

そもそもの人生の目的ですから

不健康であったとしても
その目的が達成されるなら
それは
命をよく使った、と言えるでしょう

時間の使い方は命の使い方
だと、故 渡辺和子先生は言いました

命を楽しんで
死ぬ時に、よく生きた、と
自分に言葉をかけられる
そんな生き方をしてもらいたく
課題が全うできる助けとなれたら幸いです

よき2018となりますように。

普段は有料で教えていますが
この記事は私からの読者へのお年玉とします