吹奏楽の夏。日本の夏。
今日は東京都吹奏楽コンクールで、うちの長女がコンクールに出場します。B組の弱小吹奏楽部、ここ何年かは銅賞の常連です。ですが、練習は過酷です。夏休みも朝早くから登校して、夕方ヘトヘトになって帰ってきます。娘は中・高校と吹奏楽がやりたくて、今の学校を頑張って受験しました。が、多くの場合、そうあるように、娘の思い通りには中々行かず、納得のいかない補欠。納得のいかない選曲。納得のいかない練習方法。様々なことがあったようですが、何はともあれ、お疲れ様。私は吹奏楽コンクールが大好きです。音楽に順位をつけるなどとんでもない!という方もおられるようですが、私は、吹奏楽は「報われない努力の大切さ」を教えてくれる、かけがえの無い機会だと思うのです。野球やサッカーと違って、吹奏楽には本番での番狂わせはありません。一部の強豪校と審査員の好みの組み合わせ、時の運で代表校や金賞が決まることはあっても、万年銅賞の高校が代表に選ばれることはありません。ですが、参加する高校生は、全て、高校最後の演奏。この仲間との最後の演奏をしています。皆、様々な思いと葛藤を持ちながら、それなりに一生懸命、一夏練習を重ねて本番を迎えます。ですから、どんなに未熟な演奏であっても、聴衆の心を打ちます。これはプロの演奏にはあまり感じられない、宝物のようなものです。うちの娘の高校は受験の為、このコンクールが最後となります。かけがえのない、高校生活、最後のコンクールです。悔いの無いように演奏して欲しいものです。例え、銅賞であっても(まだ決まったわけではない(笑))、ただ一人でも聴衆を感動させたこと。そして、一緒に演奏した仲間がいること。これはかけがえのないことです。この社会は、「報われない努力」の連続です。その中で、報われる機会は、ほんの少し・・・だけど、報われても、報われなくても、全力で生きることに、本当の価値があるのだと思います。私は、強豪校の子より、弱小校の子の方が、沢山のことを学ぶと思います。頑張れ!今からさかのぼること、30年近く前。私は仙台で、高校最後のコンクールに臨みました。全力で練習を重ねたのですが、結果は、結果発表の「銀賞」の一言のみ。バスの中で部員全員、大泣きしたことを今でも昨日のことのように思い出します。今、娘があの年なんだなぁと思うと・・・・感慨深いです。