今日は、経営者塾第6講「経営計画」のパートです。
今日も17名の受講者の方々を前に、何とかお話することができました。

私個人としては、7冊のテキストのうち、このテキストの出来が一番良いと感じました。



経営計画には
(1)長期経営計画・・・10年
(2)中期経営計画・・・3年~5年
(3)短期経営計画・・・1年

とありますが、最も大切な経営計画は、(2)の中期経営計画
これが基本となります。

企業は、短期間では変わらない。
計画は2~3年のスパンで立てないと、経営計画にならない。

ドラッカーさんも書いていますが、
「存続と健全さを犠牲にして目先の利益を手にすることに価値は無い。
逆に壮大な未来を手にしようとして危機を招くことは無責任である。
今日では、短期的な経済上の意志決定が、環境や資源に与える長期的な影響にも、
考慮しなければならない」

経営者は、どうてしても長期的視点が好きな人と、
短期的視点が好きな人に二分され、
ちょうど良いバランスをとれる、
つまり、短期的視点も、長期的視点も併せ持つ人は、
相当少数派。

ただ、経営者は、長期・短期を同時に見ることが必要なのである。


だから、長期経営計画と、短期経営計画の中間である、
中期経営計画を策定することは非常に意味があること。



中期経営計画には重要な効果がある。

それは、望ましい組織風土の形成の効果、である。

人を育て、組織を形成するためには、中期経営計画は必要なのである。



その中期経営計画の内容について。

中期経営計画には「魂」を込めることが重要。

そのためには赤岩先生の書籍からの引用。
(1)我が社の存在意義(経営理念)
(2)我が社はどこへ向かおうとしているのか
(3)そのために、何をなすべきか
(4)重点課題は何か、それをどのように具現化するか
(5)具体的には何をすべきか


講義の冒頭でお話しした、野中郁次郎先生の「実践的三段論法」と重なる。
<実践的三段論法>
1.目指すべき目的がある。
2.その目的を実現する手段がある。
3.ならば、実現に向け、行動を起こすべきである。


多くの日本人が、「理論的三段論法」の罠にはまりがちであることを示し、
私たち起業家、中小企業の経営者は、「実践的三段論法」の技法をフル活用する必要があるのだ。

今日は、ワーク1で皆さんの5年後のビジョンを書いていただきました。
次回までの宿題は、それを元に、フリーハンドで5カ年中期経営計画を書いていただくことです。


今までの宿題のクオリティを拝見するに、
次回の5カ年中期経営計画のクオリティを想像できます。

非常に楽しみ・・・・
皆さん、頑張ってください。