一流選手は、なぜすぐにメモを書くのか ~会計帳簿にも共通する科学的理由~ | 東京府中の税理士、金成祐行の日々の気づき

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東京府中の税理士法人かなり&パートナーズの経営や、強度行動障害の状態にある自閉症の息子との生活など悪戦苦闘ですが、日々気づいたことを書いております。

 

◇なぜプロ野球選手はメモを取るのか

 

プロ野球中継を見ていると、
選手がベンチへ戻るとすぐに、
ノートを取り出して何かを、

書き込んでいる姿を、

目にすることがありますよね?


不思議ですよね・・・

 


最近は、
映像技術やデジタル技術も進歩し、
スマートフォンやタブレットで、
自分の打席や投球フォームを、
その場ですぐに確認できる時代です。


それなのに、
なぜプロ野球選手は、
わざわざ、アナログの手書きで、

ノートを書くのでしょうか。


私はこの姿を見ていて、

「これは、中小企業が、自ら会計帳簿を、

つけることと同じではないか」

と思っていました。

少し調べてみると、
その考えは、

心理学やスポーツ科学に、

エビデンスがあることが分かりました。



◇動画だけでは残らないもの

動画は、
フォームや結果を客観的に教えてくれます。

しかし、
動画だけでは分からないものがあります。

それは、

👉その時、自分が何を感じていたのか

という感覚です。

例えば、

・今日は球が速く感じた
・タイミングが少し早かった
・狙い球を迷ってしまった
・思ったより体が開いていた
 

こうした身体感覚は、
時間が経つほど薄れてしまいます。


だから、
ベンチへ戻った直後、
記憶が新しいうちに、
自分の言葉で書き残す。

これが、
後から映像を見る時に、

👉「自分はこう感じていた」

という貴重な情報になります。


スポーツ心理学では、このような

 

👉振り返り(リフレクション)

 

は、自己認識や自己調整力(セルフレギュレーション)を

高める方法として活用されています。

 

近年では、

振り返りにフィードバックを組み合わせることで、

自己調整やパフォーマンス向上が、

さらに促進されることも報告されています。



◇「即時(適時)」の記録が重要

ここで大切なのは、

👉即時(適時)

ということです。


夜になって、

思い出して書くのではありません。

打席を終えた、
その直後だからこそ、
感覚が鮮明に残っています。


行動科学でも、
学習や技能向上には、

👉即時の」フィードバック

が非常に重要だとされています。


つまり、

👉「すぐに振り返る」

こと自体にが効果的である、
科学的な根拠があるのです。



◇これは会計帳簿も同じ

私は、これこそ、
会社経営と同じだと思っています。


中小企業の社長が、
日々、自ら会計帳簿をつける。

すると、

「数字」だけではなく、
その日の出来事も思い出します。

・「あのお客様との商談は手応えがあった。」

・「あの投資は失敗だったな。」
・「材料費が上がってきた。」
・「この経費は予定外だった。」

数字と、
その時の経営判断、
そして社長自身の感覚が、
一つにつながるのです。


これが、

数カ月、

まとめて記帳したのでは、
もう思い出せません。

まさに、
プロ野球選手が、試合直後に、

ノートを書くことと同じなのです。



◇会計帳簿は経営のフィードバック装置

まさに、会計帳簿は、

👉社長自身へのフィードバック装置

なのです。


数字を見る。数字を書く。

今なら、会計ソフトに入力をする。


その瞬間に、
経営を振り返る。


👉即時の」フィードバック

は、経営において、

極めて効果的です。

だからこそ、
適時・正確な会計帳簿には、
大きな価値があるのです。



◇社長の「野球ノート」である会計帳簿

プロ野球選手は、
ノートを書きながら、
次の打席に備えます。

社長は、
会計帳簿を自分でつけて、
次の経営判断に備えます。


どちらも共通しているのは、

👉結果を記録しているだけではない

ということです。

記録を通じて、
 

👉次の一手を考えているのです

 

 

安易に、

会計をアウトソースしてしまうと、

社長自身のフィードバック装置を、

手放してしまうことになります。

 

 

ですから、私は、
小規模の会社の会計帳簿は、


👉社長自らが記帳する

ことを勧めています。

その上で、会社が大きくなったら、

経理職員を雇って、

手渡せばいいのです。

記帳は、会社を強くし、
倒産防止につながる、
最も大切な習慣です。

 

当法人は、

社長ができるだけ手間をかけずに、

自ら記帳できるように、

丁寧にご指導申し上げております。

 

是非、ご期待ください。