⛴まずいつもの予告編からどうぞ
【アルキメデスの大戦】は三田紀房先生による日本の漫画、およびそれを原作とした実写版映画です。軍艦、戦闘機など旧日本海軍の兵器開発・製造について当時の技術戦略と人間模様をテーマにしたフィクション作品となっています。
⛴【アルキメデスの大戦】キャストたちの紹介です。
🟢【巨大戦艦建造反対派】
⛴櫂 直/かいただし(菅田将暉)
100年に一人の天才といわれる元帝國大学の数学者。軍隊が嫌いだが山本五十六の勧誘で海軍入りし数学的観点から巨大戦艦製造計画を阻止しようと奔走する。常に巻き尺を持ち歩きなんでも計測しないと気が済まない変わり者。
⛴山本五十六/やまもといそろく(舘ひろし)
海軍少将で海軍第一航空戦隊司令官。巨大戦艦製造計画反対派。今後の海戦は航空機が主流になると「航空主兵論」に夢中になり巨大戦艦の建造に異を唱える。
⛴田中正二郎/たなかしょうじろう(柄本佑)
海軍少尉。山本五十六に命じられ櫂の付き人になる。最初は櫂の言動に不信感を表すが一緒に行動をしていくうちに櫂に心酔する。
⛴尾崎鏡子/おざききょうこ(浜辺美波)
尾崎財閥の令嬢。櫂に家庭教師をしてもらっていた為「先生」と呼び慕っている。
⛴大里清/おおさときよし(笑福亭鶴瓶)
大里造船の社長。初めは櫂に協力することを拒んでいたが鏡子の依頼で櫂と話し考えに賛同。巨大戦艦建造計画の阻止に協力する。
⛴永野修身/ながのおさみ(國村隼)
海軍中将。山本五十六の上官で、巨大戦艦建造の反対派。
🟢【巨大戦艦建造賛成派】
⛴大角岑生/おおすみみねお(小林克也)
海軍大臣。軍事会議の決定権を持つ。
⛴嶋田繁太郎/しまだしげたろう(橋爪功)
海軍少将。巨大戦艦製造計画推進派。山本五十六と対立。様々な妨害工作を行う。
⛴平山忠道/ひらやまただみち(田中泯)
海軍造船中将。巨大戦艦を設計し建造計画を進めていく。
⛴宇野積蔵/うのせきぞう(小日向文世)
海軍大佐。「戦艦長門」の艦長。
🟢【アルキメデスの大戦】あらすじです。
【起】
1933年。日本は日露戦争での栄光を引きずりつつ欧米列強との対立を深めていた。海軍少将の山本五十六(舘ひろし)はこれからの戦争は航空戦が中心になるだろうと考えており空母の新造計画をあたためていた。山本は造船少将の藤岡喜男(山崎一)に航空母艦の設計案作成を依頼し新型戦艦建造計画会議の場で自身の計画を語った。
しかし日露戦争の栄光に囚われる保守派の嶋田繁太郎海軍少将(橋爪功)は造船中将・平山(田中泯)の巨大戦艦建造計画を持ってこれを推した。平山の設計した戦艦は構造的にも美しく、議長を務めていた海軍大臣・大角(小林克也)もつい見入るほどだ。航空母艦か、巨大戦艦か。
結論は出ないまま会議は閉じられ半月後の会議で決定することになった。山本と藤岡、そして彼らを支持する海軍中尉・永野(國村隼)は料亭で今後の作戦会議を行った。そこで山本らが偶然出会ったのは櫂(菅田将暉)という青年だ。
櫂は、尾崎財閥の娘の家庭教師をしながら帝大の数学科に通っていたものの、ある出来事のために解雇され、大学も退学させられたという。
櫂は、財閥からもらった大金を使い切ってしまうために、料亭で芸者遊びをしていた。
【承】
山本は、先の会議で嶋田らが見せた巨大戦艦の見積りに疑問を持っており櫂に協力を依頼して見積りの再計算を行い嶋田らの嘘を暴こうと考えた。
山本は櫂の下宿を訪れアメリカに留学するという櫂に日本とアメリカの戦争が始まると告げる。負け戦になると確信する櫂に山本は、巨大戦艦の建造をやめさせるために協力して欲しいと話すが櫂はこれを断る。
櫂は過去に、嶋田に会っていた。
戦艦の建造計画を聞いた櫂は、戦艦の砲撃は非効率的だと戦艦の建造に反対する意見を述べ、嶋田の逆鱗に触れて追い出されてしまったのだ。留学を決めた櫂だったが、出国の際、見送りに来た尾崎の娘・鏡子(浜辺美波)の背後に戦火の幻を見て船を降り山本のもとへ向かった。
櫂は少佐として迎えられ2週間で巨大戦艦の見積りの再計算をするように告げられた。軍規により海軍省内の資料の閲覧を断られた櫂は戦艦実物を見に横須賀港に向かった。
戦艦【長門】に乗船した櫂は艦長室に侵入し設計図を盗み見たのである。
さらに戦艦内の要所を巻き尺で測って手帳に記録。それを元に【長門】の図面を書き起こした。
【転】
巨大戦艦の見積りの計算には、材料費の根拠を示した「価格表」が必要だ。
櫂は鏡子の協力を得て、尾崎と繋がりのある造船会社経営者・大里(笑福亭鶴瓶)から価格表を含む台帳を見せてもらった。1週間かけて検証を行えば嶋田らの嘘が暴けると安心した櫂たちの元へ"決定会議が明日の11時開始に変更になった"との電報が届いた。櫂は設計図をハサミで切り分け皆に鉄の量だけ計算して欲しいと頼んだ。
会議で、嶋田らの提示した見積り額が、実際に必要な費用の半分程度でしかないことを証明した櫂に平山は「敵国に正しい見積りが漏れたら列強はさらに強固な戦艦を造る」と、故意に嘘の見積りを提示したと主張する。
それを聞いた大角は嶋田らの提案を採用すると宣言したが、櫂は平山の設計図から最大級の横波に耐えられないという構造的な欠陥を見つけ指摘した。平山は設計図を見直し櫂の指摘が正しいと自分の提案を取り下げた。
その結果、藤岡の設計した航空母艦が採択される事になった。
【結】
会議の後、櫂は平山の部屋に呼ばれそこにある巨大戦艦の模型を目にする。「この怪物を造ってはいけない」と呟く櫂に平山は、艦を造ろうが造るまいが日本はアメリカと戦う道が決まっていると話す。日露戦争での勝利の栄光に縛られ、勝ち目のないアメリカとの戦争にも勝つ気で挑もうとする日本という国の鼻柱を折るためには無敵に見える巨大戦艦に期待させた後、その戦艦の無惨な最期が日本に壊滅的な敗北を示すという終幕が必要ではないかと平山は考えていた。平山は自論を櫂に述べた後「よりしろとなるような艦を作りたい、そのために櫂の発想と数式が必要だ」と話す。
言葉を失う櫂に平山は、もしそのような戦艦が完成したら日本の象徴という意味を込めて【大和】と名付けたいと打ち明けた。櫂は反対していた巨大戦艦【大和】の建造に協力することにしたのだ。
9年後、巨大戦艦【大和】が発艦するのを見送る櫂は涙を流していた。それは真珠湾攻撃からわずか2か月後のことだった。
🟢映画の初っ端に敢えて【大和】のボロボロに散る描写を持って来た山崎貴監督の意図。
序盤の戦闘シーンは先日映画館で観た【ゴジラマイナスワン】を彷彿とさせました。冒頭の船が沈んでいくシーンは【大和】だけに迫力がすごかったですね。
【アルキメデスの大戦】は【ゴジラマイナスワン】より先に視聴していたんですがこれもスクリーンで観ていたらどれだけ迫力だったのかと思うと……ね。映画はスクリーンの大画面で観るに限るってのを【ゴジラマイナスワン】で嫌という程、思わされました。
ただもう映画館での視聴は体力的に無理だなって【ゴジラマイナスワン】で納得出来ました。
2時間、席に座る事がもうキツくなってた。
ポルノグラフィティのライブももう無理だな。
自宅で横になってタブレットで楽しむ事にしました。
過去に沢山、戦争を題材にした映画ってありましたよね。【アルキメデスの大戦】は今までのものとは全く異なる切り口での戦争映画で当時見た時はかなり新鮮でした。
このブログを書いている今でもどこかの国で戦争は行われているんでしょう。戦争を起こしたがる一定数の上級国民ですかね、その守られた立場の人間って愚かですよね。傷付くのはいつも一般市民。本当の意味での穏やかな日は来るのかな。それを願って今日はブログを締めますね。
いつもお越し下さって嬉しいです。頑張って書いていきます
次回はドラマの予定です📺また遊びに来てね✋