おはようございます٩(*´꒳`*)۶今日は懐かしい角川映画、【メイン·テーマ】です【メイン・テーマ】は、1984年に角川春樹事務所が製作した当時、角川映画のアイドル三人娘の筆頭だった薬師丸ひろ子さんの青春映画でした。 映画は101分でその頃は普通に2本立て映画の組み合わせ上映が結構ありましたね。
同じく角川三人娘の原田知世さんの【愛情物語】との組み合わせでした。
昔は前売り券を事前に映画館の窓口で購入したらポスターとかの特典付きだったのよね。
思い返すとそう言えば私の部屋はやたら映画のポスターで埋まっていたなぁ。
【メイン·テーマ】の予告編です。
映画【メイン·テーマ】の監督は独特の世界観でメガホンを取るので有名だった、森田芳光監督でした。
確か松田優作さんの【家族ゲーム】や役所広司さんの【失楽園】も森田芳光監督でしたね。
もう七年前にお亡くなりになられたんですよね。
主演は薬師丸ひろ子さんと当時新人の野村宏伸さんです。
野村宏伸さんは1984年、映画【メインテーマ】のオーディションを妹が雑誌で見つけ、兄の野村宏伸さんに参加することをすすめたそうです。
野村さん自身は気は進まなかったが、優勝者500万円・推薦人100万円という賞金目当てにオーディションに応募(推薦人は妹)したんだって。
23,000人が参加したオーディションで優勝し俳優デビューすることとなり、デビュー作で日本アカデミー賞新人賞を受賞する快挙♥️
実は唐沢寿明さんもこのオーディションに参加しており、最終審査まで行ったそーな(唐沢の自伝書「ふたり」から)。
このとき野村宏伸さんが「将来は何になりたいか」という質問に「サラリーマンになりたいです」と答えたので印象に残ったって。
【スカッとジャパン】では今では愛すべき名俳優の津田寛治さんもこのオーディションを受け落選したそうです。
マジシャン見習い役の野村宏伸さんのセリフ、
【マジックさ(。-∀-)】
は何回も言うのでめっちゃ記憶に残ってます。
映画の一場面です。
【メイン·テーマ】は片岡義男さん原作とあるんですが、片岡さんの書いている【メイン・テーマ】シリーズの中に、この映画と同じストーリーのものはなく、オリジナル・ストーリーだったそうです。
ダットサントラック4WDで旅に出る青年など、映画と共通するキャラクターや部分的に重なるストーリーはあるみたいです。
【時をかける少女】で一躍角川映画のアイドル女優になった原田知世さんの【愛情物語】との2本立てで、配給収入18億5000万円のヒットになったみたいです。1984年の邦画で2位との事です。
ちなみに1位は同じく薬師丸ひろ子さんの【里見八犬伝】でした。
薬師丸ひろ子さんの歌う夜のヒットスタジオバージョン【メイン·テーマ】聴いて下さい♡映画のストーリーは、
幼稚園で先生をしていた小笠原しぶき(薬師丸ひろ子)はひょんなことで退職せざるを得なくなり、失業する。
房総の海岸で偶然に知り合った見習いマジシャン(野村宏伸)と4WDでの旅をすることになる。
しぶきの目的地は大阪。
かつて幼稚園で面倒を見ていた子供が、親の転勤で転校していったのだが、その子供の父親(財津和夫)に心惹かれていたからだった。
その後、浜松、大阪、そして沖縄と舞台はうつっていく。
登場人物の紹介です。
🏝小笠原しぶき(薬師丸ひろ子)
🏝伊勢雅世子(桃井かおり)
🏝千歳しずく(太田裕美)
🏝エリ(戸川純)
メイン·テーマの曲の中に【愛って良くわからないけど傷付く感じが素敵】とか、
【笑っちゃう涙の止め方も知らない、20年も生きて来たのにね】とか、
若け~~な♥️羨まし~な♥️
私なんかその3倍近く生きて来たけど未だにわからん(笑)
大人になって艶が増した歌声は癒されます。薬師丸ひろ子さんのBEST SONGS 1981~2017LIVE IN 春日大社 の映像と、
薬師丸ひろ子さんが好き過ぎてCMの基礎化粧品全部、大人買いしちゃった【資生堂 ポーセリア】のCMです。
薬師丸ひろ子さん演じるしぶきと、野村宏伸さん演じる健が初めて結ばれるラストシーンのロケ地は沖縄の万座ビーチホテルでした。
映画は万座ビーチホテルがオープンした年に撮影されたそうです。
今じゃ普通に色んなホテルやマンションなんかで真ん中が吹き抜けオーシャンビューな物件は山ほどあるけど35年前には超絶オシャレなホテルでね~、
【いやー、泊まりたいわ~】って憧れるホテルでした。
その12年後、二人のまだ小さい娘を連れて親子3人で沖縄旅行行って泊まって来たぜ~。
やっぱり素敵なホテルでした。
沖縄の海ってめちゃめちゃ綺麗なんだよね。
また行きたいなぁ。
映画の中で太田裕美さんが薬師丸ひろ子さんの姉役で出演していました。
結婚して沖縄に住んでる設定だったかな。
太田裕美さんは私が中学、高校の頃に大好きなアーティストで、ほとんどのレコードを買ったくらい。
ピアノの弾き語りをする太田裕美さんに憧れていたのかも。
その中でも1番好きな歌が【最後の一葉】でした。
私も下手なりに自宅のピアノで弾き語りを真似して歌ってましたね。
【最後の一葉】はO・ヘンリーの短編小説から来ている歌なんです。物語が泣けるんだ。
ワシントン・スクエアの西側にある、芸術家が集まる古びたアパートに暮らす画家のジョンジー(ジョアンナ)と同じく画家のスー。
貧しいながら暖かい生活を送っていた中、ある日ジョンジーは重い肺炎を患ってしまう。
スーは、医者から「ジョンジーは生きる気力を失っている。このままでは彼女が助かる可能性は十のうち一」と告げられる。
心身ともに疲れ切り、人生に半ば投げやりになっていたジョンジーは、窓の外に見える煉瓦の壁を這う、枯れかけた蔦の葉を数え、「あの葉がすべて落ちたら、自分も死ぬ」とスーに言い出すようになる。
彼女たちの階下に住む老画家のベアマンは、口ではいつか傑作を描いてみせると豪語しつつも久しく絵筆を握らず、酒を飲んでは他人を嘲笑う日々を過ごしていた。
ジョンジーが「葉が落ちたら死ぬ」と思い込んでいることを伝え聞いたベアマンは「馬鹿げてる」と罵った。
その夜、一晩中激しい風雨が吹き荒れ、朝には蔦の葉は最後の一枚になっていた。
その次の夜にも激しい風雨が吹きつけるが、しかし翌朝になっても最後の一枚となった葉が壁にとどまっているのを見て、ジョンジーは自分の思いを改め、生きる気力を取り戻す。
最後に残った葉はベアマンが嵐の中、煉瓦の壁に絵筆で精緻に描いたものだった。
ジョンジーは奇跡的に全快を果たすが、冷たい風雨に打たれつつ夜を徹して壁に葉を描いたベアマンは、その2日後に肺炎で亡くなる。
真相を悟ったスーは物語の締めくくりで、あの最後の一葉こそ、ベアマンがいつか描いてみせると言い続けていた傑作であったのだと評する。
昔の想い出ってこの年になると忘れちゃっていて、1つずつ何かのきっかけで芋づる式に蘇るんだよね。
まさに【最後の一葉】は今日急に思い出してこれは備忘録に書いとかなきゃって。グダグダでゴメンなさい(;^ω^)
今日も遊びに来て下さってありがとうございました♥️
またね👋🏼👋🏼