今夜は切ないドラマ、
【白夜行】を語らせて下さい。・°°・(>_<)・°°・。
ドラマは約11年前の冬、TBS系列で放送されました。
主演は山田孝之で、2004年にあったテレビドラマ『世界の中心で、愛をさけぶ』で共演した綾瀬はるかとのコンビ共演となりました。
また、脚本やプロデューサーもセカチューと同じメンバーで、主題歌の「影」も柴咲コウが歌ってます。
【影】はカラオケでよく歌うんだけど、ジョイサウンドだと柴咲コウちゃんのPVの合間に白夜行のシーンが挿入されていてグッと来てしまう。
その【影】をどうぞ( ; ; )
幼少時に、初恋の少女を助けるために父親を殺した少年と、
その少年を庇うために母親の命を奪った少女の残酷な14年間の愛の軌跡を描いた物語です。
2人はただ太陽の下で手を繋いで歩きたかっただけなのに…。
下着姿の雪穂を撮影していたのはなんと、亮司の父親だったの。
亮司「何やってんの、何これ?」
父「これはな、亮司な、違うんだ、な」
「この子だって納得してるんだ、ほら嫌がったりしてないだろ別に…」
「たいしたことじゃないんだよ、この子にとっちゃ、金の為なんだから」
その時亮司は持っていたハサミで父を刺したんだ。
亮司「どうしよう・・どうしよう、どうしよう、俺、お父さん、俺殺して」
雪穂「殺したんじゃない!」「亮くんには悪いけどあたしだって殺してやりたいと思っていた、何回も頭の中で殺した」「だ・か・ら・やったのは私だよ」
もう1人、忘れられない人物が武田鉄矢さん演じる刑事です。金八先生とは真逆の怖い形相をした演技でした。
原作ではほとんど描かれていなかった亮司と雪穂の関係を映像化し、2人の葛藤や成長などの心理的部分を中心に描いているが、時代の整合性上、殺人事件が発生したのが1973年ではなく1991年となりました。
(当時の殺人罪の公訴時効が15年だったため、ドラマが放送された2006年11月11日に時効を迎えるという設定で、亮司が切り絵に日付を残しています。
その後2010年4月27日に刑事訴訟法が改正され、日本では殺人罪を含む重犯罪の時効は撤廃されました)
【白夜行】のプロデューサーは雑誌のインタビューで、主人公の2人の関係を可視化するなど、原作から大幅に手を加えたことについて
【亮司と雪穂をモンスターにしたくなかった】と語っておりその製作意図が第10話での、笹垣潤三(武田鉄矢)と谷口真文(余貴美子)とのビジネスホテルでのやり取りのシーンの中に表れています。
最終回のクライマックス、
同じ時刻に、店を張り込んでいた笹垣は、通行人たちが切り絵を持っている姿を目撃します。
直後に現れた亮司に、笹垣は懸命に説得しますが、
亮司は自分の腹をハサミで刺し、歩道橋から飛び降ります。
亮司はそのまま、路上で息を引き取ります。
亮司の死後、警察に呼ばれた雪穂は、秘密を守るために最後まで嘘をつき通し、全ての真実は失われます。亮司が死んでまで守ってくれた秘密だから。
でも、雪穂と典子には接点はなく、亮司に子供がいたなんて雪穂は知らないはずです。笹垣も雪穂に言ってないと思うので、
偶然、雪穂と亮司の子が出会い、お互いの存在は知らないにしても、太陽の下で手を繋ぐという二人の夢が、亮司の子供を通じてやっと叶えられたって事なんじゃないだろうかな。
![](https://emoji.ameba.jp/img/user/s0/s0111012/6912.gif)
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