この1ヶ月ほど
読者登録してくださる方が急増。
感謝感謝でございます。
こんなブログなのに…
ありがたい話です。
ただ、ときどき
「韓国に詳しいですね!よく旅行するんですか?」
とか
「ダンナさま、韓国の方なんですよね?」
とか
無邪気にメッセージいただいたりするので…
えーとですね…
最近、読み始めてくださった方へ
簡単な自己紹介を。
2010年6月に夫(日本人)の駐在でソウルへ。
現在、ソウル江南区在住。
日本では某編集部勤務、現在ライター。
でも96%はぶらぶら暮らしている。
韓流系に関心なし。
以上です。
そんなワタクシ。
これまでもお仕事のことを
ブログに書くことはなかったのですが
時効ネタですので
ちょっとした体験談を…。
さかのぼること、昨年9月。
某誌の仕事で、とある取材へ。
それは…
私にもっとも遠いところにあるもの、それは
「韓流」(←だれ?)
いくら暮らしていても
関心がないと
誰が誰かも全然わからない
さすがに日本に居た頃よりは
分かるかもしれないけれど…
韓国には「韓流専門ライターさん」
が大勢いらっしゃるので
私の場合は
そこには首は突っ込まず
「頼まれれば何でもやりますよ」
のスタンス。
今、某女性紙で連載しているのも
「韓国のあれこれ」
をというくくりで、ジャンル不問。
ファッションや文化やショッピングや…
え、このブログと変わりない?
そ、、そんなことないですよ(多分)。
で、ファンミ取材については
「レポートだけだから
詳しく知らなくても大丈夫でしょ」
…という、編集デスクTさんの判断。
もともと私は
オールジャンルで生きてきた身。
夏スイーツ特集でお腹壊したり
カレー特集で太ったり
アフリカンダンスを踊ったり
大女優さんを盛り上げたり
自分を落としたり
どんとこい。
今回は奇跡的に
私も知っている俳優さん
韓国でも日本でも
イベントレポのハウツーは同じなので
事前リサーチは大丈夫
でも、何といっても楽しみは
ファンの皆さまウォッチング
以前、チケットをいただき
イ・ジュンギさんの
「除隊イベント」なるものに
行ったことはあったので
いろんな意味でわくわくしながら
会場へ~
観察してみると…
1F席は全部韓国人ファン
2F席は中国と日本
私は日本サイドの端っこ。
ファンウォッチングには事欠かない
それにしてもやはり
韓国までやってくるファンの方々は
熱い
Hさんがステージに登場するや
2階から転げ落ちそうなほどの
大熱気
席は2階、でも
心はステージ!!
…みたいな。
うらやましい…
私もあのくらい
好きな俳優さんとかいたら
韓国生活もっと潤う!
…のになあ。
みなさん、頬を紅潮させて
何やらお揃いのライトを振り
ファン同士の結束も固い。
多分、友達じゃないだろうけど
クイズ大会(←というのがあった)で
勝ち残っている人がいると
全員でその人を応援
そして驚いたのが
あちこちから
「●●さん、すごい!」
「さすが、●●さん!」
「●●さん、ファイト~!」
…と、声がかかっている
ファンの首領(ドン)
らしき方がいた、ということ。
ああ、一体どういう経緯で
ファンのドンに登りつめたのか
詳しくお話を聞きたかったわ
あと、俄然注目を浴びていた
「手作り転写Tシャツ」
俳優さんの写真を転写プリントして
オリジナルTシャツにして
着ている方が!
その方、クイズで勝ち残り
ステージに上がったので
私から見ると
いいのそれ?!
と、目を見張りましたが
むしろ諸外国の方からは
「そのTシャツいいわあ」
「私も作っちゃおうかしら」
という、羨望のまなざしが。
韓国人、中国人のファンは
物怖じせず、遠慮なく
ものすごく積極的ぐいぐい
日本のファンの方たちは
彼女たちを前に、おとなしめ。
私にはかなり
「品行方正」
に、見えました。
…と思った2時間半。
ファンミも終了したので
帰ろう、席を立つと
一人のおばさまに道を塞がれた。
…通れないんですが。
おばさまはカメラ片手に
前の方にいた人々へ叫ぶ。
「みなさま~!私ね、私、
今日の記念に一緒に写真を撮りたいの!
撮らせていただいていいかしら~!」
言われた方たち。
どうやらほとんどが
今日が初対面だったらしい。
(ということは、ほぼ1人参加?)
あ、じゃあ…みたいな
ちょっとおばさまのテンションに
付いていけてない人もいましたが
それぞれ髪などを直し始めて
ポーズをとろうとしていたので
あ、私が撮ってあげた方がいいかなー
と、後ろから見ていたら…
おばさまがいきなり振り向く。
!
…は?
そして
「この人→に撮ってもらいましょ!」
…あ、私ですね。
「はい!これ!」
私にカメラを渡して
おばさま、急いで自分の席へ。
「…あのー、シャッターはどれでしょう?」
「みなさーん!これ(イベントグッズ)を持ちましょうよ!」
「あのー、シャッタ…」
「ああっ、ちょっと待って!今出すから!」
「私も!私も入っていいですか!?」
さっきまで消極的な感じだったのに
いざ、カメラを見ると
「私も記念に写りたい!」
という乙女心に火が付いたらしく
名乗り出る人々が突然、増え出す。
そして
「シャッターどれですかね?」と
訊ねる私に
「ちょっと待って!!」
「私まで、入れてくださいね!」
と叫ぶファンの方々。
そうね、それどころじゃないのね。
あ、シャッターこれかな?
「ハイ、撮りますよー!」
と、画面を見ると
…あれ?
さっき、私まで入れて!
って言った人、の隣の人も
ポーズとってるけど…
えーい!どこまでじゃい
「端っこの人!どこまでですか!?」
「ここ、ここまでお願いします!」
もー、結束ないじゃん
「じゃ、撮りまーす。ハイ、
チーーーーーズ!!」
「もう1枚!もう1枚お願い!」
さっきのおばさまが指示して
何かお揃いのポーズ
カメラを返して、ふと思いつき
イベント中にみんなが振っていた
青いペンライトについて
「これは配られたものですか?」
と情報収集のため、質問。
すると
「えっ」
怪訝そうな、おばさま方一同。
「あー、みんなお揃いなので…」
と言うと
「これは買ったんです!」
「1つ1000円出して、買ったんです!」
「…あ、そうですか」
ねーーー!!!
…写真撮ってあげたんだから
このくらいの質問したくらいで
そんな眉間にシワ寄せなくても
確かに高いと思うけどね。
ライブグッズって高いからねえ。
っていうか、みなさま
さっきまでの
品行方正さはいずこへ…?
まあ、一応
韓流ファンの方とふれあえたってことで^^
…ふれあいだったのか??
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