まったくの私見ですが
韓国の人は
鏡が好き
だと思うのです。
ただ好きなだけじゃなくて
多分…
だーい好き
なのではないかと…。
ソウルへ来たばかりの頃、
どの駅へいっても
大きな姿見があることに
まずびっくり
よく学校に
「●年卒業生一同」
と極太の文字で書かれた
立派な大鏡があったりしますが
あのサイズの鏡が
駅に設置されている
そして
その前で身だしなみを整える人が
とーっても多い
ことにさらにびっくり
全身の服装チェック
メイクの細かいチェック
スカート丈のチェック
さらには
今日の私を総チェック
する女子も珍しくありません。
しかも、男子も鏡を利用しまくり！
男子の場合は髪型チェック。
あの、前髪を後ろから
どさっ
ともってくる「ダンディーヘア」
なるものを
鏡の前で仕上げていたり
斜めに切りそろえた前髪を
ぴちっ
と一糸乱れぬように整えたり。
もちろん、総チェック派もいます。
エレベーターの四方が
総鏡張りっていう所も多い
これは防犯の意味が大きいと思うけれど
韓国ではとりあえず…
自分の顔を映してみる
…。
いいんですけどね、全然。
いいんですが
日本だったら誰かが居合わせたら
なんとなく
鏡で自分をじろじろ見るなんて
しない気がするんですよねー。
だから最初の頃は
みんなすぐに鏡を見るから
そんなに自分が好き？
と心の中で突っ込みまくっていました。
かくいう私は
あまり鏡を見ない派。
外出してから帰るまで
トイレへ行かなければ
最後まで見ないことも…
だから帰宅してから
やばい、こんなとこにこんなモノがついてたわ…
ということも、多々あります。
でも、ソウルに住むようになって
エレベーターで手持ち無沙汰なとき
鏡を見るようになってしまった
ああ、慣れって恐ろしい
そしてもう１つ。
お店で洋服を見ているとき
鏡の前で合わせることありますよね？
韓国人女子たちはこのときに
鏡の前での滞在時間が
長い（気がする）
スカート丈、合わせたいな～
なんて思って鏡の前へ行くと
すでに先客が。
（スカートを合わせている）
順番待ちだね。
（さらにもう１枚、合わせる）
まだかなー
（自分の全身を眺める）
まだかな…
（自分の顔をのぞきこむ）
ちょっとー
次の人が真横にいても
全然焦らない、韓国人女子。
じゃ、そんなときはどうするのか？
私が学習した結果…
ずいっと割り込んで
鏡の共有化
１つの鏡を半分ずつ。
広い店で、とっても狭い空間がそこに
日本と大いに違うのは
ここでずいっと割り込んでも
決して先にいた相手は
自分の気が済むまでどかないこと
そもそも日本だったら
誰かが横で待っているとわかると
「あ、どうぞ＾＾」
って、どきますよね。
譲り合いの精神
だから、誰かがいるのに
その鏡に割り込むなんて
絶対ありえないわ～！
って思っていたのに…
やはりこれも
住んでいたら慣れてしまった
使うためにある鏡だから
大いに利用すればいいのですが
そういうところにも
国民性というのがあるなあ…
ということを
ただいまバーゲン中のソウルにて、考。
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