予定の1時間を30分ほどオーバーして
いよいよ握手会へ
ジュンギssiが抽選して
会場のブロックごとに順番が決まります。
なんといっても1500人!
私としては、先にこのブロックが選ばれれば
さっと済んで帰宅の途
1番目よ、1番目を引いてねジュンギssi
あー。3番目かー
しかし、ファンは違う!
お隣の女子がすごーく残念そうに
「あー、最後の方だったら
ジュンギをもっと見ていられるのにー」
・・・ですよね
さて、ステージでは握手会がスタート
一人ひとりしっかり握手してるんですね。
大変だなあ。。
すると、両隣女子、さっとファンデを取り出し
一斉にお化粧直し
そうか、憧れのカレと対面するんだもんね。
そういえば・・・
と、私もあぶら取り紙で
お顔をペタペタ。
するとお隣さん。
「やだー、もう、なんだかんだいって
直してるじゃないですか~」
いえ!ちがうんです!
もしかして会場が寒いかも、と思い
背中にカイロを貼ってきたら
思いのほか、会場の中があったかかったから
顔で天ぷらを揚げられそうなほど
汗とあぶらが浮き出ているんですっ
「天ぷらが・・・」
「んもー♪やっぱりねっ♪」
・・・天ぷらが・・・。
ほんとなのに
今度は右隣のおばさまが、
「アタシ、トイレ行ってくるわっ!」
とトイレへ。
戻ってきた時の彼女のひと言。
だって握手した後にトイレ行ったら
すぐに手を洗わなくちゃいけないでしょう
なるほどー
ああ、みんな恋するオトメ状態だ。
その間、左隣では、
伝えたい言葉を韓国語でぶつぶつ唱えだす。
ぶつぶつぶつぶつぶつぶつ・・・
さらに、今度は、
「ああっ!ハンドクリームがないっ!」
「わたしも、ないっ!!」
び、びっくりした・・・
「ハンドクリームお持ちですかっ!?」
あ、どーぞどーぞ。お好きなだけ^^
両隣でハンドクリームをぬりぬりぬり。
「一生恩に着ます!!!」
・・・お役に立ててなによりです。
かくして、ようやく私たちのブロックが
下へと誘導されまして・・・
おばさまと一緒に並んでいたので、
ファンになったいきさつとか
どんなところが好きなのかとか
さらには、お友達の間で流行っているという
「妄想ごっこ~彼と私が出会うとしたら~」
という、ファンならではの濃い妄想話も
楽しませていただきました^^
「私がライターで、彼を取材して恋が生まれるとかね♪」
「・・・私ライターなんですけど、難しいですね」
「えー!ないですかね!?」
「滅多にないんじゃないですかねえ、ほぼありえない」
「えー残念
絶対ないですかね!?」
「・・・あるかも」
ここで「絶対無い」とはいえない
徐々に列が進む中、
「どうしよう!緊張してきた!なんて言おう!?」
はっ
そうか!無言で握手じゃダメなのか!?
確かに、何かひと言そえるよね、ふつう、きっと!
どどどどどどーしよう
興奮と緊張MAXのおばさまに、
「あのー、なんていえばいいですかね?」
という愚問をぶつける私。
テンション上がりまくりの彼女、
「そんなこと、こんな状態の私に聞かんといて~!」
そりゃそうだ、失礼しました
やばい、近づいてきた!
フードがピンクの大量ふわふわの人が
お札をくれた中国人のおばあちゃん。
興奮して早口でなにかしゃべるおばさまと
何を言ったらいいのか、悶々とする私・・・
うーん・・・そうだ!
兵役も終わったことだし、
朝から長丁場で大変だったんだから
「スゴハショッスムニダ~(おつかれさまです)」
は、どうかしら♪
・・・いや、待てよ。
みんなが愛
を伝えまくっているであろう
この状況で、、、
「おつかれさん!」
と脂ぎった天ぷら女にいわれたら・・・
さすがに失礼極まりないわ。
どんどん近づくステージ。
あああああー、困った
ひとまずみなさんの様子を観察。
一人0.5秒くらいの流れ作業だと思っていたら
一人3秒は握ってくれてるじゃないの!
中には胸がいっぱいで
ぽぉっとなってる人もいるし、
日本語で何か伝えている人も。
ジュンギssiも「ありがとうございます」
と日本語で返している・・・
そうか!
こういうときに使える
素晴らしい日本語の決まり文句があるじゃん
そして何より、
すぐ次の人にジュンギssiの手を譲るのが
私の義務というもの!
迅速に、迅速に行くわよ
きたわっ
・・・え、なにを?
唐突にエールをおくられたジュンギssi。
両手でしっかり手を握りながら、
やたらといい声で
「ありがとうございます」
と、答えてくれたのでした・・・
そしてこのとき、わかったんです。
この握手、がっちり両手に加えて、
じっと目を見つめてくれる権
という特大のオマケが付くわけです
そりゃファンのみなさん、
憧れの人から手を握られながら、
じっと見つめられた日には・・・
妄想だってしちゃいますよ
愛を確信しちゃいますよ
もちろん、私のことも
じっと見てくれたものだから、
ええもう、
あなたがジュンギssiだと
しっかり脳裏に焼きつきました
実は迅速に次の方に渡そうと
私自身は、さっと立ち去ろうとしたんです。
でも、スターはちゃんとしてる。
握手の時間は分け隔てなく、
しっかり3秒、手を握ってくれるわけです。
そしたらスタッフの人が・・・
「パルリ カセヨ!」(はやく行ってください!)
と、私の両肩をもって、
横へどかすではないですか!!
わかってるわよっ!
言われなくてもどくっちゅーねん
ここでも私、ハタから見たら・・・
熱心なファン
・・・もういいけどさ
ステージから降りると
恋するオトメ状態のおばさまが
「ああー、かっこよかったぁぁぁ!」
と感激していました^^
よかったよかった。
出口でスタッフがくれたチョコ。
※帰ってからソッコー、いただきました。
帰り際、ドアの近くでおばさまとお別れ。
「いろいろありがとうございました!」
「いえいえ、何もしてませんから」
・・・と、深々とアタマを下げながら、
「これからもジュンギのこと
どうぞよろしくお願いしますっ!」
オトメ→お母さん・・・?
「・・・ソウル旅行、楽しんでお帰りください^^」
お別れして、一人会場をあとに。
どこから帰っていいのかわからず、
みんなが行く方へ行ってみたら出待ちだったり
ツアーのグループが集合している所だったり
結局、変な裏道を一人、山を下るという、
最後までスマートさに欠けた
初陣でありました・・・
中ではまだまだ絶賛、握手会中。
でも、いい経験しました
少なくともこれからは
ウォンビンssi(が今何やってるのかすら知らないですが)
の次に、ジュンギssiの動向を見守りたいと思います。
完。
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