お友達のソウルいるかちゃん が、しばらく仕事で忙しくなるので、
壮行会を兼ねて、新沙洞でカンジャンケジャンを食べよう！ ということに。
カロスキルにあるお目当てのお店に行ったら、お店は閉店！
先月にはあったのに…
仕方ないので、他のお店に行こう！ と新沙駅の交差点からしばらく歩いていると…
「いたいっ！！！！」
と、突然、いるかちゃん！
文字通り隣で飛び上がっているではないですか！
「今、突然、ものすごく痛かったんだけど！」
「なになに！？ どうしたの！？」
「わかんないけど、ここ、すっごく痛かったの！なんだろう！？」
「ええ？どうしたの？？」
新沙の大通りの歩道は広くて、
彼女は車道側、私は内側を並んで歩いていた最中です。
痛かったというところは、右足、膝下の内側。
履いていたジーンズをつまみながら、
「なんでなんで？？」と確認。
すると…
「いたいっ！！！！！」
と再び彼女が飛び上がると、歩道に何かが
ころころころ…
と転がっていきます。
駆け寄ってみると、小さくて白くて丸い…
いはゆる、BB弾みたいなやつが…
撃たれた！？
「いたいー！」といるかちゃん。
「白い弾が落ちてる！ 誰かに撃たれたんだよ！ だれっ！！！！！だれだーーー！！！！」と私。
周りはビルだらけ。
一瞬で私の頭の中には
ゴルゴ１３がいっぱい
…いやいやいや、そんなわけないし！
急いで近くのビルを見渡しますが、
やはりでいっぱいの私は、つい屋上とか、上層の窓や非常階段に目が。
…いやいやいや、落ち着け自分！
膝下、しかもBB弾なんて超小さいから、低い位置から狙ってたに違いない。
しかも、建物がある方向には私が歩いていたんだから、
２発連続で車道側のいるかちゃんを撃ったとなると、
かなり近い位置からに違いない。
ビルの下？
っていうか、私たち、最初は歩いていたんだけど？
ずっと狙ってた？
腕、良すぎない？
向かい側から歩いてきたカップルも、
すれ違うときに弾が転がっている方を2人でチェックしていたので、
2人には当たるのが見えていたのかも。
ということは、やはり近くにいるのか！？
だれだーーーー！！！
警察に突き出すぞーーー！！！
その後、2人で歩きながら、大検討会。
いるか「私…狙われてたんだろうか…」
かな「そんなわけないってー！」
いるか「でも、多分、かなちゃんの側から撃ったのに、2発とも私…」
かな「痛い！っていってたの見て、面白がったんだよ！許さねーーー！」
いるか「私、デニムだったから、撃ってもいいと思ったのかな…」
かな「あーーー！見つけて首ねっこつかんで、警察に突き出してやるっ！」
いるか「もしかして、ストーカー？」
かな「ストーカー殺人！？」
怒りと驚きで、話も多少脱線しつつ、でもやはり誰かは分からないまま。
日本人を狙っていた？ という話も出ましたが、
いやー、あの場所で、しかも確信犯なら会話が聞こえるくらい近くじゃないと日本人だと分からないし、
第一、ここ、大通りで交差点も近くて、
そんな1日中張っているなんてこと、よほどじゃないとありえない。
いるか「子供かな？大人かな？」
かな「大人なら相当タチ悪いよ！ あーーー、警察に突き出したい！」
「むかつくーーーーーー」
もちろん、これは立派な犯罪です。
長年、韓国で暮らしているいるかちゃんも、当然はじめての体験だったそう。
ああああああー、むかつく！！
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