伝説の（？）北海道ローカルバラエティ「水曜どうでしょう」をご存知でしょうか？
最近、何年ぶりかに「新作」の撮影があるということが、yahooニュースにも出ていました。
いまや俳優として全国区となった北海道出身の大泉洋と、同じく北海道で活躍する鈴井貴之が、
地元・北海道をはじめ、日本全国、はたまた、ジャングルやヨーロッパ、アジアを舞台に、
さまざまな企画を断行するという番組。
この番組で10年以上前に、「韓国 食道楽の旅」という企画があり、
ちょうど昨年末、BS朝日で一挙放送。
あまりに面白かったので、録画して何度も視聴＾＾
まさか、自分たちがその国へ行くとは、想像もしていなかったあの頃…
「ムグンファ号」に揺られる2人を見て笑っていた私たち。
まさか、その半年後に、実際のムグンファ号を見るとは…＾＾；
で、その時に韓国各地の名物が登場し（名前だけの登場もあり）、
気になったものが、
①全州ピビンパ
②チュオタン（名前だけ登場）
①は、いつか現地へ行って食べるつもりですが、明洞にある「全州中央会館」で一応、食べました。
②は、興味があるものの、まだ食していなかったチュオタン。どじょう汁です。
日本では柳川鍋みたいなものをちょろっとだけ食べた記憶があるのですが、ほぼ記憶なし。
体にとってもいいというし、なんといっても私が好きな
しるもの
きっと、どじょうの旨みみたいなものが大いに味わえるはず
と、今週、Lさんオススメの「美味しいチュオタン」を食べに行こう！とお誘いが
場所は、ソウルからは結構遠いのですが、京畿道城南市にある「南チュオタン」。
軍事施設がある「ソウル空港」の門のまん前です。
大きな看板を下から撮ったのでちょっと斜めってますが。。。
江南エリアなどにもチュオタンのお店がありますが、Lさんいはく、
どじょうが生臭い店が多いのだそう。
ここは、専用の養殖場のどじょうを使っているので、臭みもなくて美味しいんだとか。
看板はBIGですが、お店はお座敷と、奥にテーブル＆イスがあり、
すっごいシンプルな内装。地方の保養施設の休憩所みたいな感じ。
で、メニューもいさぎよく、チュオタンオンリー。
どじょうが姿のままINされているものが1万W。
一般的な、どじょうがすり潰してあるものが8000w。
もちろん、すり潰してある方をオーダー。
まずは、パンチャン。
携帯で撮影したのでちょっと見えづらいのですが、
水キムチなど全部で4品。
左上にある、モシチョゲが絶品で☆ ごま油とラー油みたいなものであえてあるのかな？？
ご飯にもおつまみにも最高の味。瓶詰めにして売ってもらいたい（笑）
そして、お待ちかね、チュオタンの登場！！
…地味ですが、何か？？
…ええ、ヨリで撮っても地味ですが、何か？？
これ、相当グツグツしていて、アツアツの状態です。
写っている泡は、すさまじい沸騰ゆえ。
中身は、しつこいようですが、すごく地味。
すり潰したどじょうは、いわしのすり身みたいな感じ。
つみれ状にはなっていません。あくまで、すり潰して汁にたくさん入っています。
他には、野菜の葉っぱとか、何か野菜が入っているのですが、
煮込みまくっているので、あまり原型はとどめていません。
ここへ、お好みでニラとすりおろしたニンニク、青唐辛子を投入。
風味付けに、山椒の粉もスタンバイ。
さて、お味は…
ずずっ…
うまーーーーーい
隣ですすっていた家人も、「ほわーーーーー」と感嘆の声。
衝撃の味、とかではないんです。
今まで食べたことがないような、やさしいやさしいダシなんです。
魚のダシとはちょっと違って、口の奥からふわっと広がるような、
滋味深い独特の、でもやさしい味。
化学調味料的な味が一切しないので、
多分、チュオタンのダシのみなのではないかと。
すり身のチュオタンは、魚のすり身状態なので、
言われても「どじょう」とはわからないです。
生臭さもまったくなくて、
なんだろう？なんなの、この味ー
と、アツアツなのにスッカラがとまりません！
おかげで、上あご、やけどしまくり☆
上あごの皮を剥きながら、えへへ、と食べまくる私。
ちょっとした妖怪状態
途中で、ちょっと風味付けに山椒の粉を投入。
少し風味が変わって、これも美味。
生臭いどじょうのあるお店では、この山椒をどばどば入れても、生臭いみたいです。
最後の最後まで器を傾けて、すすっていた私たち。
その後、水西駅周辺にあるLさん行きつけの屋台でかなり遅くまで飲んでいたのですが、
翌日、化粧したまま寝た私のお肌、心なしか、ツヤツヤ☆
やはり、どじょうのおかげ？？
ということで、機会があったら、ぜひ一度、食してみることをオススメします！
読んでくださってありがとうございます☆
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