大迷走のゴールはコストコ☆ | パリ市民への道〜旧ソウル市民への道〜

パリ市民への道〜旧ソウル市民への道〜

2010年春、家人のソウル転勤への帯同で始めた「ソウル市民への道」。あれから5年。今度はまさかのパリ転勤。ボンジュールとピジョン(鳩)しか知らない私が果たしてパリ市民になれるか?いや、なれないかも…

先日、ご近所に住むFちゃんと

コストコへ行くことに。


Fちゃんは、私と同じ、

6月に転勤してきた「同期」です^^


日本から愛車が届いたというので、

じゃあ、ソウル市内にあるコストコへ行こう!と大張り切りの私たち。


ただし、私には免許がない。


Fちゃんは免許があり、運転も上手らしいが、かなりの方向音痴。


さらに、付く予定だったナビがまだ付かないので、

頼れるのは、とても大雑把な地図だけ。



うーん… 大丈夫か?



しかし、ブログでお世話になっているsakuraさんに、

うちから行きやすいコストコの場所を教えていただき、

もう気分は着いたも同然^^



そう、私たち2人に共通してあるもの。


それは

「なんか、行けそうな気がするよねっ」


という、まったく根拠のない自信!!



当日、Fちゃんがマンションまでむかえにきてくれて、いざ出発!



助手席の私が大雑把な地図を手に

かなビする。

注)かなビ=どんな場所からでも迷宮に案内するナビ。友人が命名。



まずはあそこの大きな橋を渡らないとねー、と私。

はいはーい、とFちゃん。



5分後、思っていたより、橋が近かったことが判明。

さらに先の橋に到着! しまった!


あの辺、左折してみようよ。

はいはーい。



工事現場近くの事務所に到着。 出口、なし。



おぉぉー、失敗! まいっか^^

最初の地点まで戻る…



このような作業を、3回…



橋が目の前に迫っても、そこまでの道がなかなか見つからない私たち。

さらに、想像以上にFちゃんの方向音痴はすさまじい。

私が「この道さっき通ってダメだったからさ、あっちの道じゃない?」と言うと、

「あ、通ったんだー」とFちゃん。


…うーん、かなりのツワモノだ。



結局、最初の橋にのれたのは、家を出た30分後。


ここで2人「じゃ、今からスタートってことで♪」


漢江を渡り、まずは地図の1枚目が終了。


ほぼ着いたも同然だねー^^(地図残数5枚)



次は地下鉄の駅がある大きな交差点をめざせばOK。

もちろん、そこへ通じる道も、立体交差トラップにかかり、

時間ロス。


「でも急いでないからねー」


この後、しばらくは道なりに直進→直進。


そろそろ曲がらないと…というところで、下がるトンネルと、その上を行く道の2つに分かれる。



どっち、どっちーー!?

下っぽい?下かなあ? 


行っちゃえ、したー♪





やたら長いトンネルを抜けると、両サイドには緑が生い茂り、自然公園っぽい。

大きな自然公園があるという案内が出ていたけど、あれか?



あ、あそこに自然学校を体験しに来ました、みたいな子供たちが。


…さすがに私たちでさえ、ここはコストコが建設地として選びそうにもないことくらいは、わかる。




私たちお得意の、最初に戻りたい! を強く希望するも、


一般道なのに高速のようなつくりになっているので、簡単に反対車線へはいけません。



仕方なく、適当なところを曲がり、バス待ちをしている人に、質問。



…ココハドコデスカ?



予定していた駅から3つくらい先にいることが判明。



ひとまず、ずっと南下していたので、北上を試みる。



Fちゃん「元気のいい曲かけよっかー^^」

私「そーだね、そーだね♪」

Fちゃん「ここからだと、どっち方面かなー」

私「(両手で右斜め前を指して)あっち方面のはず」

Fちゃん「あっちねー、よくわかるねー、すごーい^^」

私「多分ねー多分^^」



ここは外国。Fちゃんのソウルでの運転、ほぼ初めて。

助手席のかなビは、「大体あっち」「そっちの方っぽい」と感覚案内。



私たち、そのうちコストコの方から「ここよ、ここー!」と手を振ってくれるような気がしてくる。




しかし、世の中そんなに甘くないので、森の中で、迷う。

そこで、おまわりさんを発見!



まだまだ言葉が分からない私たち、おまわりさんに地図を見せつつ、

「コストコ!イーマート!(コストコの隣に巨大イーマートがあって有名らしいので)」という部分を強調して、

行きたい意思をお伝え。

おまわりさん、3歳児に教えるように、大きな身振り手振りで、説明してくれる。


おまわりさん「(この道を)ジューット!」

わたしたち「ずーっと!」

おまわりさん、手を下げるポーズのあと、「オルンチョ!」

わたしたち「おるんちょ!」

おまわりさん「20分、イーマート、コストコ、ポヨヨ!」

わたしたち「20分、イーマート、コストコ、見える!」



サンキューサンキュー、カムサハムニダー♪




…もちろん、聞き取れたのが上記の部分だけ。

おまわりさんは、ほかにも何か言っていた。

でも、私たち、ワカラナイ。




20分、ずーっと走った結果、途中の大きな交差点のある地下鉄の駅に到着。




「またここからー^^; 今度はうまくいくね、きっと☆」


前向きすぎる私たち。大きな道でPターンをかました後、反省点を振り返る。


多分、途中でトンネルをくぐったのがいけなかったんじゃない?

きっとそう。うん、絶対そう!


ということで、また同じ道を南下、途中、トンネルをくぐらず、上の道を選択。




…いけそうな気がする☆



手元の大雑把な地図によれば、うすーく印字されている6差路のようなところが運命の分かれ道っぽい。


ふと目の前を見ると、JCTの看板が。



JCT!高速でしか見たことないけど、ごちゃごちゃしているあの道の交差感。

そういえば、目の前にあるこのごちゃごちゃ感、JCTっぽーい!



わたし「Fちゃん!私確信した。絶対着くよ。だってこれ、JCTだもーん!たぶーん!」

Fちゃん「えー、ほんとに?すごーい♪ついに着くんだねー」



この根拠のない自信で相当な時間ロスをしてきたものの、

誰一人ツッこむ人がいないので、私たち、とっても順調に来たような気分。

(すでに1時間近くのロス)



JCT(らしきもの)を曲がり、道なりにずーっと行くと、徐々に賑やかな雰囲気に。


巨大なビルなどが立ち並ぶエリアにFちゃん「ここっぽくない!?」


わたしも「そうだよきっと! わーい、どこかなーどこかなー」と首をキョロキョロ。


Fちゃん「あ、あったー!左後ろに看板見えるよー!」

わたし「あ、通り過ぎちゃったんだー!やったー!あったー!」


2人「わーい♪」



あなたたち、、、ずっとコストコをめざしてきたのに、なぜ見逃す…?





その後、コストコ駐車場を目の前にしながら道が分からず、

Uターンができないので、またもや工事現場の事務所エリアに入り、

みなさんがちょっと休憩している間を、通り抜け。

すいません、、ほんと、すいません、、、




予定所要時間 1時間。

実際の所要時間 2時間弱。

帰りの所要時間 30分。


結果、がんばれば30分でいけちゃうことが判明。


またムダに自信たっぷりになるわたしたち。


次回もがんばろう!



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