ついに韓国語教室、キックオフ☆ | パリ市民への道〜旧ソウル市民への道〜

パリ市民への道〜旧ソウル市民への道〜

2010年春、家人のソウル転勤への帯同で始めた「ソウル市民への道」。あれから5年。今度はまさかのパリ転勤。ボンジュールとピジョン(鳩)しか知らない私が果たしてパリ市民になれるか?いや、なれないかも…

火曜日。

先日、死闘の(?)の末申し込んだ韓国語教室が、ついに始まりました。



朝、何時頃行けば「やる気満々日本人」と思われずに済むか、家人に相談。


「いっそ、5分くらい遅れていって〝何か?〟みたいな顔をしていけば?」

という思い切った提案もありましたが、その後のリスクが高すぎるので、却下。


無難に10分前に、現地に到着。


「欧米人はコーヒー片手にレッスンするに違いない!」と、行きがけに購入したコーヒーを手に。



いざ!!



センターに入ると、まだ前のレッスンの最中。

ハハハハ…という楽しげな声を聞きながら、

あれ? やだわー、誰もいないの? ふふん。日本代表、まずはいいスタート…



と、思ってさらに中に入っていくと…



オリンピック並みの各国の人々が勢ぞろい!!


しかも、誰もいないと思わせるくらいの無言!!超無言!!




私「スミマセン…」といいながら、空いている席に、着席…





嗚呼、日本人!日本代表! なにをあやまるかっ!!


最初が肝心なのに、日本人丸出しで弱腰になってどーする!!




と、大後悔しながら着席。


キョロキョロして「ぷっ☆」とか思われるとイヤなので(思いっきり弱腰)、




これ以上横目で見たら、白目になる




という寸前まで目を皿にして周囲を見渡すと、


謎のカップル(彼女欧米系)、無言だけど妙に密着してるから友人?な男性2人(欧米系)、

頬を赤らめている男性1人(欧米系)、ラフなスタイルの男性1人(アジア系)、華奢な女性1人(アジア系)。


ほかに、なぜかファミリーで来てる欧米系の人などなど。





日本人、皆無。






…落ち着け自分。

そうだ! コーヒーとか出しちゃって、余裕かまして飲んだらいいじゃん!





コーヒー出す。


ストロー刺す。




あまりの静けさに動揺し、

コーヒー吸いまくる。




1分で半分以上、飲む。






…だめだ、飲まれている、この雰囲気にのまれてるじゃないかー!





相変わらず全員、無言。

しかも誰も、水分とらず。





…っていうか、合ってるよね?ここでこれからレッスンだよね?


なにこの異様な静けさと緊張感。





コーヒー、順調に減る。





すると、ガヤガヤ声がして、前のレッスンが終了。


と、アロハシャツを着た、すっごく大きい黒人のボブ(仮名)や

いっぱい三つ編みをした、ダンスがうまそうな黒人のキャシー(仮名)、

さらに、金髪のおばちゃんや、先日申込みのときにいたポルトガル人の女性が登場。




ここでボブ、超~フレンドリーに、周りの人に「ハーイ! ペラペラペーラ…」と話し出す。

周りも「オー、ボブ!ペラペラペーラ…」と答え出す。




この存在感、このフレンドリーさ。




もしかして、ボブ、先生? 

ボブ先生?





そして相変わらず無言を貫く私たちご一行さま。





ようやく、センター職員のメガネ紳士(のちにポール、と判明)が英語で

「ビギナークラスの人たち、こちらへどーぞ」と促してくれて、



全員、無言で移動。




フレンドリーさ、ゼロ。




でも、 ボブ先生がきっと盛り上げてくれるはず^^。



セミナールームは細長くて狭く、机はほっそいコの字型。




私、すぐさまボブ先生の位置を確認。

で、先生に近すぎず、遠すぎず、でもみんなが観察できる角の席へ。




すぐセミナールームはいっぱいになって、

カップルは女性だけ、ファミリーも女性だけが入室。




無言。

ボブ先生はふんぞり返って、今にも何か話したそうな雰囲気いっぱい。

無駄な笑顔も、まあチャーミングといえなくもない!




さあボブ先生! 

このクラスを良くするのも悪くするのも、あなたにかかってるのよ!

私はあなたのミカタデス!

この無言集団に一発かましちゃって!!





…そこへ、スレンダーな韓国人の女性が

「アンニョンハセヨー♪」

と爽やかに、入室。






ボブ、そんなに態度がでかいくせに、生徒かよっ!!!!!





しかも、先生(ホンモノの)、私の真横に立ってるし!!





日本代表、キックオフとともに、相手にボールを取られる…



コーヒーも残りわずか。



そしてコーヒーを飲んでいる生徒、私と、ボブだけ…




でも、このとき私はまだ知らなかったのです。






これから、血も凍るような、怒涛の






☆英語ラッシュ☆






が始まるとは…







つづく。



読んでくださってありがとうございます☆

ランキングへ参加始めてみました。ぜひクリックをお願いいたします。

にほんブログ村 海外生活ブログ ソウル情報へ
にほんブログ村